エミー・ファン!ブログ

エミー・ロッサムに関するニュースとJKの日記。 連絡は「告知」のコメント欄にでもお願いします。

エミー・ファン!ブログ告知

森永乳業マウントレーニア』のCMに出演中
6/1-7/31 エミーがデザインされた(たぶん)図書カード他が当たるキャンペーン実施中

ハリウッド版ドラゴンボール『DRAGONBALL EVOLUTION』にブルマ役で出演。7/24DVD発売
Inside Out
デビュー・アルバム『Inside Out』アメリカ盤発売中

エミーがスポークスパーソンを勤めるPinkitudeの公式サイトはこちら http://www.pinkitude.com

emmyrossumchannel
第一弾:Falling。第二弾:Q&A Part 1。第三弾:Q&A Part 2。第四弾:Q&A Part 3。第五弾:Q&A Part 4。第六弾:Q&A Part 5

emfanjpアソシエイトストア
お知らせ:
「アメリカ西海岸テレビ&映画徒然日記」をリンクに追加。

更新記事:new『Dragonball Evolution』コーナー
new「『ゴシップガール』のレイトン・ミースター歌手デビューについて」密かに更新中

エミー・ロッサムの最新情報
『Dare』情報
Outfest 2009(7/9-7/19)のクロージング上映
7/19,20,21 Provincetown International Film Festival 2009

7/24 【DVD】ドラゴンボール EVOLUTION 特別編 FXBA-38362 税込\3,990
7/24 【Blu-ray】ドラゴンボール EVOLUTION <完全数量限定DVD付>  FXXF-38362  税込\4,989
7/24 【Blu-ray】ドラゴンボール EVOLUTION FXXA-38362 4,990円

new
6/20 San Francisco International LGBT Film Festival

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『ゴシップガール』のレイトン・ミースター歌手デビューについて3

Hot Mess_Cobra Starship
レイトンをフィーチャーした"Good Girls Go Bad"を収録したHot Mess/Cobra Starship 8/11輸入盤発売

『ゴシップガール』のレイトン・ミースター歌手デビューについて2

6/23以降の情報
ジェシー・マッカートニー(レオナ・ルイスの「ブリーディング・ラヴ」の作曲者)が参加
セバスチャン・スタンと婚約したとの噂が出る。
『ゴシップガール』シーズン3撮影開始。

Cobra Starship - "Good Girls Go Bad"ビデオ公開
http://www.mtv.com/videos/cobra-starship/404000/good-girls-go-bad.jhtml#artist
Cobra Starship - New Music - More Music Videos

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エミー・ファン!ブログ告知2009年6月の告知

エミー・ロッサムの情報
7/24 【DVD】ドラゴンボール EVOLUTION 特別編 FXBA-38362 税込\3,990
7/24 【Blu-ray】ドラゴンボール EVOLUTION <完全数量限定DVD付>  FXXF-38362  税込\4,989
7/24 【Blu-ray】ドラゴンボール EVOLUTION FXXA-38362 4,990円

『Dare』情報
6/1 Ypulse Youth Marketing Mashupで上映
6/12,13 Waterfront Film Festival 2009
6/20 San Francisco International LGBT Film Festival

6/6 後10:40〜深01:00 スター・チャンネル ハイビジョン(200ch) 『デイ・アフター・トゥモロー』
6/12 後09:00〜後11:20 スター・チャンネル ハイビジョン(200ch) 『デイ・アフター・トゥモロー』
6/13 WOWOW 後02:20〜後04:25 『デイ・アフター・トゥモロー』
06/28 後06:40〜後08:48 スター・チャンネル ハイビジョン(200ch) 『デイ・アフター・トゥモロー』

6/20 San Francisco International LGBT Film Festivalにゲスト参加

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『それでも恋するバルセロナ』試写会

それでも恋するバルセロナ / Vicky Cristina Barcelona
2009/06/27公開 公式http://sore-koi.asmik-ace.co.jp/

ウディ・アレン監督の新作です。イギリスを舞台に『マッチポイント』では一見悲劇に見えながらも実は登場人物たちの行動パターンは喜劇、『タロットカード殺人事件』では本人も出演して英国風コメディの小品という2作を発表したW・アレンが次の舞台に選んだのはスペインのバルセロナ、ヒロインは2作に続きスカーレット・ヨハンソンです。

映画の序盤では不覚にもクスクスと何回か笑ってしまいました。というのもあまりにセリフやシチュエーションが陳腐だからです。女友達の組み合わせはスカーレット・ヨハンソンが積極的なクリスティーナ、『フロスト×ニクソン』のレベッカ・ホールは保守的なヴィッキーとなんのひねりもありません。

2人が旅先のバルセロナで魅力的な画家のフアン・アントニオ(ハビエル・バルデム)と出会い、彼に誘われます。2人の態度は正反対なのに結局は3人でバルセロナから別の街へ。そこで起こるのは意外なこと…のはずですが、見ているこちらからすると何の意外性もなく、こらこらと突っ込みたくなります。さらにはナレーション、これが多いだけでも問題なのに語り手は登場人物と何の関係もない第三者によるものです。ナレーターに語らせるのではなく演技をつけることによって観客に分からせることが監督の手腕の見せ所なはずです。上映時間の短さも考え合わせると、これはもう手抜きといってもいい次元です。

そんな退屈な時間が1時間ほど続きますがそこを救ってくれるのがペネロペ・クルス、結論から言うとこの映画を支えているのは2人のスペイン人です。『ノーカントリー』以降『コレラの時代の愛』に『ノーカントリー』と変態に卑怯者と変な役ばかりの作品が続いたハビエル・バルデムですが、ここでは久しぶりに色男役です。その余裕のあるたたずまいはアメリカ娘2人が惹かれるのも納得できます。そしてペネロペ・クルス、彼女が演じるマリア・エレーナはフアン・アントニオの元妻の芸術家で、彼を刺そうとしようとしたという激しい感情の持ち主です。なにせ登場するのも自殺未遂で病院に担ぎ込まれたというのですから、その激しさが分かります。感情が高ぶるとスペイン語でまくし立てるあたりは脚本に技ありといった感じでかなり面白いです。それの横で「アメリカ人の前では英語を話せ!」というフアンにもニヤニヤしてしまいます。

またマリア・エレーナの存在はミューズとなっていてフアン・アントニオの芸術が彼女の影響下にあるのがよく分かるだけでなく、アメリカ娘が芸術に目覚めてしまうという展開は前半と同じくらいに陳腐なのですが、こちらの方がまた流れてしては納得できました。それでもマリアの退場の仕方とラストはやはり中途半端でぶつ切りに感じられます。あとパトリシア・クラークソンの出番は少ないですが、彼女はアレンの次回作にも出演します。

本来のヒロインはスカーレット・ヨハンソンですが、本作ではブロンドが必要以上に強調されて「あなた、アメリカのバカ娘をやらされていますよ!」と声をかけたくなるくらいです。これはクリスティーナとヴィッキーを髪の色で対比させる意味があるというよりは、アレンが3作続けて起用してきたヨハンソンに飽きてきたようにしか見えません。次回作『Whatever Works』のヒロインはヨハンソンより若いエヴァン・レイチェル・ウッド、予告を見るとこちらもブロンドです。でもこの2人を比べるとヨハンソンはアレンの恋愛ストライク・ゾーン、レイチェル・ウッドはそのゾーンではなく愛でる対象という風に見えるのですが、どうでしょう。どちらにしてもエロじじい視点には変わりありません。

撮影はスペイン人のハビエル・アギーレサロベ、南ヨーロッパの豊かな光というよりは建築物の色を連想させるやや埃っぽい色合いなのでバルセロナ観光映画としては弱いように感じました。空港で始まり空港で終わる本作は、ここ数年親しんだヨーロッパを去り、ついにニューヨークへのカムバックを決めたウディ・アレンの心情が微妙に反映している作品になったようです。

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Emmy Rossumの"Slow Me Down"でダンス!その2

その1で「So You Think You Can Dance Canada」Vincent-Oliver NoiseuxとLisa Augusteによるエミー・ロッサムの"Slow Me Down"を使用したパフォーマンスを紹介しましたが、動画サイトで検索するとあれ以外にも色々出てきて驚きました。ただ振り付けは微妙なものも多くて出だしの歌詞に引っ張られるているのかcirclesと出てくるからって円を描くと苦笑してしまいます。

ところで本家のSYTYCDでも"Slow Me Down"は使われたようです。ラスベガス予選の回なのですが、これはTOP20を決めるための集団オーディションとでも言えるようなもので、本選とは違って曲もダンスも断片的なのが多いので調べるのも苦労しました。それでも使われたのは確かのようです。断片的といっても実際には放送時間の何倍も踊っているはずです。

まあ来年は冬季オリンピックなので有名フィギュアスケート選手に使われたら面白いですね。フィギュアならSlow Me DownよりHighの方がいいかなと思いました。

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Twitterはじめました

「エミー・ロッサムに関するニュースとJKの日記」としてはじめたこのブログですが、日記はほとんど書かなくなりました。毎日エミー・ロッサムをキーワードにして検索していると、少し触れただけで引っ掛かってしまうという現象を見ていて、あまり関係ないことは書かないようにしようと決めたからなのですが。初心に戻ってもっと軽い気持ちでつぶやいてみようと思います。それと同時に過去記事書き直し等にも触れられると思います。と言いつつ一番の目的は他人のフォローを全部見ることだったりします。

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『愛を読むひと』を試写会で鑑賞

愛を読むひと / The Reader / Der Vorleser
2009/06/19公開 公式:http://www.aiyomu.com/

これは原作『朗読者』を先に読みました。少年ミヒャエルと年上女性ハンナとのロマンスの前半からその女性の秘密が判明する後半へと展開します。その秘密というのが重いテーマを含んでいるのですが、ダン・ブラウンの小説並にすらすらと読めます。それは悪いことではありません。それだからこそ小説の英語版も売れたのでしょう。ただ重いテーマの小説が軽い読後感で終わっていいのかという思いは残りました。

映画は原作のそんな流れを基本的には受け継いでいます。1996年のレイフ・ファインズ演じるマイケル(そうこの映画はセリフも文字もすべて英語なので当然ミヒャエルではなくマイケルなのです)は妻と離婚し、特定の女性とも付き合わないような生活をしていて、娘との関係も疎遠です。その要因は運命の人ハンナ(ケイト・ウィンスレット)にあるわけで、彼は彼女との思い出とともに人生を振り返り、娘との関係も作り直そうとします。この現代のマイケルは何回か登場しますが、スティーブン・ダルドリー監督の前作『めぐりあう時間たち』のような手法は取られていないので、話が必要以上に混乱することはありません。

若い頃のマイケルを演じるデヴィッド・クロスは『ナルニア国物語』の長男役のウィリアム・モーズリーに似ていますが、ドイツ生まれです。ヒロインのハンナは一貫してケイト・ウィンスレットが演じています。前半の少年と年上女性の怪しい関係(設定上ケイトはほとんどがヌード)から、後半の顔だけでなく、体型も表現した老けメイクで見せる演技はご苦労様と言いたくなるような熱演ですが、正直に言ってしまえば『レボリューショナリー・ロード』のような深みはなく、表面的だと感じられるのがやや残念なところです。前半はこの二人の関係が突然終わってしまいますが、既読者からすると伏線がうまい具合に張られていると思います。

後半は法学生となったマイケルが勉強のために訪れたナチス戦犯法廷で、思いがけず被告としてそこにいたハンナと再会してしまいます。彼は裁判を傍聴しているうちにハンナの秘密に気付きます。映画も小説と同じように主にマイケルの視点で描かれているのでハンナの心理描写などはやや弱いのですが、マイケルが刑務所のハンナの所に行こうとして断念するのはいいと思いました。逆にマイケルがハンナのことを大人に相談しに行くところはいまひとつでした。

このあたりから物語は現代ドイツ人が大戦をどう捉えるか、つまりナチのせいにしていればそれでいいのか、収容所の話を実感できるのかと言った見方によっては自虐的な反省モードに入るのですが、この映画ではメーン・スタッフがイギリス人のためかそういった面はあまり強調されずやや情に流されているような気がしました。思い切ってハンナ視点にするとか、彼女の秘密をもっと有効に使ってミステリー的な展開に持ってくるならともかく、こうきれいにまとめようとして完成度を高めようとすればするほど物語に占める戦争の重みが減ってゆくと言う構造を持っているようです。これを英語脚本で作ると言うのが原作者の意向のようですし、それはそれでいいのかもしれません。ということで原作を読んだことがない人にむしろ薦めたいという感じです。

さてこの映画のケイト・ウィンスレットが主演か助演かの話ですが、もちろん女優では一番上です。それでも物語はマイケル視点で進むので、助演という見方もできます。この関係は同じくレイフ・ファインズが出演していた『ナイロビの蜂』のレイチェル・ワイズと似ているかもしれません。さて音楽は一瞬フィリップ・グラスかと思いましたが違いました。個人的には『めぐりあう時間たち』や『あるスキャンダルの覚え書き』は押し付けがましくて好きではなかったのですが。音楽を担当したニコ・ムーリーの音はグラスと似ているようで違います。というよりかなり気に入りました。

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『レスラー』を試写会で観賞

レスラー/ The Wrestler
2009/06/13公開 公式http://www.wrestler.jp/

ミッキー・ロークの復活作と言われる本作ですが、個人的にはここ数年『レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード』『マイ・ボディガード』『ドミノ』『シン・シティ』でよく見かけていました。この4本はロバート・ロドリゲスとトニー・スコットの映画です。デンゼル・ワシントン主演の『マイ・ボディガード』では気付きにくかったのですが、かつて『トゥルー・ロマンス』でクエンティン・タランティーノと係わったことのあるトニー・スコットは何を思ったか60歳近くになって、再びQT/RR熱におかされかのように殺伐とした社会、メキシコ/砂漠が舞台、時制を入れ替える手法等を取り入れています。そんな世界観にミッキー・ロークはよく合っていたのでしょう。もちろん本格的復活という意味では本作からになります。

監督のダーレン・アロノフスキは『π 』『レクイエム・フォー・ドリーム』で知られていますが、近年のトンデモ映画金字塔といわれる『ファウンテン 永遠につづく愛』の人でもあります。これの後にミッキー・ローク主演でプロレスラーの映画を撮ると聞いて期待した人がどれだけいるでしょうか、当然のように規模の小さい映画になりました。プロレスに関しては今はそうでもないのですが一時期関心がありました。元人気レスラーが落ちぶれてトレイラーハウスの家賃も払えず、携帯電話もなしでドサ周りをしていると聞くとハードコアな試合も出てくるので大仁田厚を思い出しました。まあ国会議員まで上り詰めた(そしてさっさと辞めた)大仁田はある意味では勝ち組と言えそうです。調べたらこの映画の主人公ランディ・“ラム”・ロビンソンには色々とモデルがいるようです。ランディは今でもプロレスを続けているわけですが、かつて伝説的な試合といわれたときの対戦相手アヤトーラ(設定はたしか偽イラン人)は今や車を売る商売をしていて、こちらは勝ち組です。

映画のオープニングはリングへと上がるランディを後ろから追いかけ、試合後の控え室では対戦相手と親しそうに話す姿も映します。ここで「プロレスなんて、脚本がある八百長じゃないか」という意見が出てきます。しかしいくら筋書きが決まっているとはいえこれだけ激しい(ときには無駄な)動きをできる人が何人いるでしょう。それをフィクションだというなら俳優の仕事も単なるフィクションです。俳優の演技に心を動かされる人ならプロレスラーの試合にも感動できても不思議はないはずです。その代償というべきなのがランディの肉体です。途中で映画『パッション』の酷い拷問を受けるキリストが引用されるように、カメラに映る彼の身体はボロボロで傷は数え切れないほどあり、顔は歪んでいます。これを見た瞬間に観客の多くは「これができるのは今のミッキー・ロークしかいない!」と思います。ロークという役者の歩みとランディの姿を重ね合わさることによって、痛みがリアルに伝わり、それによってロークが輝いて見えるのです。ところがこの「フィクションでも感動できるプロレス」と「この役者にしか出せない味」というのは矛盾するわけで、この着眼点がユニークです。

やがてランディはステロイドや長年蓄積した疲労から心臓発作を起こしバイパス手術を受け、さすがにプロレスを諦めバイトしていたスーパーで長時間働くようになります。それが彼に耐えられるはずもなく、伝説的な試合の再戦に臨む決意をします。手術前は髪やボディの見栄えをよくするためにそれなりにお金をかけていたのが、ここではいきなりしょぼくなって泣かせます。ところがラストの再戦への流れが思ったより泣けません。それはランディを止めようとする人間がいないので、周囲の反対を押し切って出場という流れにはならないからです。というよりはこの時点までにランディ以外の人間が深く掘り下げられていません。そのためにいると思われる女性は二人、ランディの娘ステファニー(エヴァン・レイチェル・ウッド)と気が合うストリッパーのキャシディ(マリサ・トメイ)です。ランディがキリスト(ニックネームはラム)ならこの二人は聖母マリアとマグダラのマリアの役割を分担すると思いながら見ていると、娘との関係を修復したと思ったら直後に娘は退場します。この娘はランディにすっぽかされたくらいであんなに怒るような人間とは思えません。むしろ携帯電話すら持っていないランディに対してルームメイトなどを利用して、もっと保険をかけるような性格だと思うのです。その娘を引き継ぐような形でキャシディが前面に出てくるのですが、実は彼女自身の事情によりランディとは深い関係にはなれず、ランディはいきずりの女性と寝るという中途半端なものになっているのも残念です。演じているマリサ・トメイの演技そのものはストリップ・ショーも含めて素晴らしいです。監督も彼女が気に入り出番を増やしたためバランスがおかしくなったのかもしれません。

キャシディで印象に残っているのはストリップ・ショーのBGMがそれまではヒップホップ等の現代的な曲だったのに最後は自分の好きなメタルを使っていた点です。このときのTシャツはモトリー・クルーでした。彼女のステージ名はパムなので、どうしてもパメラ・アンダーソンを思い出してしまいます。音楽といえばエンディングの主題歌はブルース・スプリングスティーンの静かな曲ですが、劇中でメーンとなるのは80年代メタルです。予告編にも出てくる「80年代最高!グランジがすべてをだめにした」というセリフは監督の気持ちというより、ランディのLiving in the Pastぶりを示すエピソードでしょう(しかしポスターが親はAC/DCと娘がヴァンパイア・ウィークエンドとは分かりやすい)。このラットの曲をバックにしたランディとキャシディのやり取りもいいですが、ハイライトはラストのガンズ・アンド・ローゼズ「スウィート・チャイルド・オブ・マイン」です。実は映画音楽はこの監督作品ではお馴染みのクリント・マンセルですが、ギターを弾いているのは元ガンズのスラッシュなのです。最後にアクセル・ローズへのクレジットもありますし、調べたところこの曲はミッキー・ロークがボクシングをしていたときの入場曲でもあるそうです。曲自体もやはり名曲で、プログレ・バンドのサイド・ギタリストが弾きそうなスラッシュのメカニカルなギター・フレーズ、それにからむ印象的なベース・ラインでつかみはOK、もちろんメロディやボーカルも良いのです。歌詞もランディの気持ちとシンクロする部分があると思います。『ファウンテン 永遠につづく愛』では手塚治虫『火の鳥』テイストを感じたのですが、これは『あしたのジョー』?いやあのエンディングは昔からよくある手法のひとつでしょう。

(追記)これを書いてから、Esquire日本版7月号の映画評と似ていることに気付きました。しかし「脚本のあるプロレスがどうして楽しめるの?」という質問に対する回答としては、わりとよくあるものだと思います。
(さらに追記)キャシディとパムではパムが本名でした(逆のほうがいいのに…)。あとキャシディのストリップBGMはずっとロックでした。すみません。

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