
『
ポセイドン・アドベンチャー2/Beyond the Poseidon Adventure』(1979)
『
ポセイドン・アドベンチャー』『タワーリング・インフェルノ』の製作者アーウィン・アレンが監督した『
ポセイドン・アドベンチャー』の続編。『
ポセイドン・アドベンチャー2』はあまり評判がよくないが今回初めて観た。さすがにプロデューサーとして活躍しただけあり中々のキャストが揃っている。マイケル・ケインとサリー・フィールドの二人はこの後にオスカーを獲得していることを考えれば人を見る目は確かといえる。ただマイケル・ケインは作品を選ばないことで有名な人で、アカデミー賞授賞式を『ジョーズ'87/復讐篇』の撮影を理由に欠席したすてきな英国紳士である。
物語はサルベージ船の船長マイケル・ケインによる宝探しと
ポセイドン号に積載されていたプルトニウムを回収しようとするテリー・サバラス一味、二組の思惑が交差し、対立する。冒頭と最終盤の合わせて30分ほどが海上での話だが短いながらも収録されているメイキングではそこが一番苦労している点が本末転倒で今見ると笑える。
船に入ってから爆発で元来た道に引き返せなくなってからは御丁寧にPAと同じように、何人か死に最終的には助かる。前作と違うのは徐々に人数が増えてゆく点、ただ目が不自由な人がいるのはやややり過ぎな感もする。親子がいるなど原作からの引用もある(*)。というわけで船からの脱出は悪くないものの銃撃戦が多すぎるのはどうもだめだ。
(追記):調べたところポール・ギャリコも『
ポセイドン・アドベンチャー』の続編、『海底の怒り/ Beyond the Poseidon Adventure』を書いていたことが分かりました。そちらは入手できませんでしたが、内容は微妙に違うようです。したがって「原作からの引用」は「
ポセイドン・アドベンチャーを思わせる部分もある」に訂正します。(207/2/8)