Emmy Rossum's Favorite Songs vol.4 frou frou
2007 / 03 / 26 ( Mon )
エミー・ロッサムのお気に入り第4回「フル・フル」
frou frou details
『details/ディテイルズ』(2002)

アルバムについて漏れ聞こえてきた情報からするとエレクトロニクス色が
強くなりそうだ。そうした場合にはサラ・マクラクランよりも
このフル・フルの方が参考になるかもしれない。
フル・フルは1998年にデビューしたのになぜか
2007年グラミー・アワード新人賞(!)にノミネートされたイギリス出身
女性シンガー・ソングライター、イモージェン・ヒープ(IMOGEN HEAP)と
プロデューサーのガイ・シグスワースによるユニット。
シグスワースは前回紹介したシールに曲を提供したり、
ビョークやマドンナとも仕事をしたりしている。

フル・フルとは「シルクのスカートが立てる、シャッシャッという音」の意味。
フル・フルの特徴は囁くような歌と簡素なエレクトロニクスによる
浮遊感あるポップ・サウンドということになる。
それを象徴するのがオープニングの「レット・ゴー」だろう。
この曲は2007/03/24日本公開のキャメロン・ディアスらの
出演映画『ホリデイ/THE HOLIDAY』でも使われていて、
もう1曲ソロの「ジャスト・フォー・ナウ」もある
(前者はパブの場面、後者はジュードとキャメロンのキスから
ジャックとケイトがレストランに変わる場面)。

それより前のザック・ブラフ、ナタリー・ポートマン出演
『終わりで始まりの4日間/GARDEN STATE』にも使われていて、
ブラフの趣味なのか彼の新作『The Last Kiss』でも
ソロの「ハイド・アンド・シーク」(ドラマ『The OC』で有名)を使っている。

アルバムは正統派ポップに近い「マスト・ビー・ドリーミング」や
アンビエントな「ザ・ダミング・ダウン・オブ・ラヴ」もいいが、
プロジェクトならでの実験性が聞かれるビートやリズムが面白い
「shh」「マドニング・シュラウド」やカオスチックなアレンジが聞かれる
「サイコバブル」などが興味深い(なお今回聞いたのは11曲収録のアメリカ盤)。

他にフル・フル名義の音源としては映画『シュレック2』サントラからの
「ヒーロー」のカバーがある。

ひとりごと~Speak For Yourself~
ひとりごと~Speak For Yourself~

「(タイトル未定)」エミー・ロッサム、デビュー・アルバム2007年発売
21 : 30 : 36 | デビュー・アルバム『Inside Out』 | トラックバック(1) | コメント(0) | page top
3月の告知
2007 / 03 / 21 ( Wed )
エミー・ロッサムの情報
3/1 Zodiac Los Angeles Premiere

3/2 後09:00-後11:30 シネフィル・イマジカ 「オペラ座の怪人
3/4 後01:00-後03:30 シネフィル・イマジカ 「オペラ座の怪人
3/10 後04:00-後06:30 シネフィル・イマジカ 「オペラ座の怪人
3/12 後09:00-深00:00 シネフィル・イマジカ 「オペラ座の怪人
3/18 後06:30-後09:00 シネフィル・イマジカ 「オペラ座の怪人
3/21 後09:00-後11:30 シネフィル・イマジカ 「オペラ座の怪人
3/24 前09:30-後12:30 シネフィル・イマジカ 「オペラ座の怪人」
3/25 後09:00-後11:30 シネフィル・イマジカ 「オペラ座の怪人」
3/30 後09:00-後11:30 シネフィル・イマジカ 「オペラ座の怪人」
3/31 深12:50-深03:20 シネフィル・イマジカ 「オペラ座の怪人」

2007/03/23 『デイ・アフター・トゥモロー』 FXBNL-26503  税抜\1,419 税込\1,489
2007/03/23 『デイ・アフター・トゥモロー 新生アルティメット・エディション<初回生産限定>(2枚組)』 FXBUB-26503 税抜\3,800 税込\3,990
00 : 30 : 05 | 告知・ニュース・日記・最新情報 | page top
Glen Ballard Works Vol.11『Love, Shelby』『Return of Saturn』
2007 / 03 / 19 ( Mon )
グレン・バラードのお仕事第11回

グレン・バラードがプロデュースしたある程度キャリアが
ある女性ボーカリストと女性ボーカル・バンド。
『ラヴ,シェルビィ/Shelby Lynne シェルビィ・リン』(2001)と
『リターン・オブ・サターン/No Doubt ノー・ダウト』(2000)。
実は両方ともにあまり成功していないように感じられる。

Love, Shelby_Shelby Lynne
『ラヴ,シェルビィ/シェルビィ・リン』(2001)
シェルビィ・リンは1986年生まれ、89年にカントリー系のシンガーとしてデビュー。
ぐっとロック寄りになった『アイ・アム・シェルビィ・リン/I Am Shelby Lynne』(2000)が
評価され、グラミー賞ではベスト・ニュー・アーティスト(!)を獲得した。
その次のアルバムの本作がかわいそうなのはカントリーとブルースがうまく
ブレンドされた前作の出来が良過ぎることと、どうしてもさらに売れ線寄り
(それ自体は悪くないと思うが)と見られてしまうことにある。
「アラニス・モリセットのプロデューサーを起用」→「ポップ色を強めた」
という図式である。約半分がグレンとの共作である本作は
アルバム単体としてみれば決して悪い出来はない。

前作の制作方法からは生まれなかっただろう曲調の「Bend」。
「Tarpoleon Napoleon」のギター(サニー・ランドレスのはず)。
「Wall in Your heartt」の柔らかさ。彼女の境遇を考えると意味深い
ジョン・レノン「Mother」のカバーと聞き所はある。

Return of Saturn_No Doubt
『リターン・オブ・サターン/ノー・ダウト』(2000)
米国産スカ・パンクというよりはグウェン・ステファニーのバンドと
言った方がいいかもしれないノー・ダウトは、カリフォルニア州
オレンジカウンテ出身。1992年にアルバム・デビューを果たしている。
このアルバムは95年の『トラジック・キングダム』に続くアルバムになる。
グレン・バラードの起用の理由はヒットした前作を受けてより
ポピュラー・ヒットを目指したのかもしれない。
いかにも元気のいいオープニング・ナンバー「Ex-Girlfriend」、
シングルになったやや不思議なポップ・ナンバー「Simple Kind Of Life」等は良い。
それぞれの曲の質を高めようとしたと言うよりはアルバムの
色合いを統一しようとしたためだろうか、全体的には曲のフックが足りなく、
必殺の「ドント・スピーク」入りの『トラジック・キングダム』、
複数のプロデューサーやゲスト・ミュージシャンをうまく起用して
曲毎のクオリティを高めた『ロック・ステディ』の間に挟まれては
印象が薄くなってしまう。本来の持ち味に近い
「Magics's In The Makeup」「Marry Me」ももうひとつ冴えない。 
1曲ずつマシュー・ワイルダーとジェリー・ハリソンがプロデュース。

「(タイトル未定)」エミー・ロッサム、デビュー・アルバム2007年発売
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『デジャヴ』を試写会で観賞 
2007 / 03 / 09 ( Fri )
『デジャヴ/DEJA VU』  2007/03/17公開
公式 http://www.movies.co.jp/dejavu/
DEJA VU_DVD
DVD:2007/8/3 発売
トニー・スコットといえば、なにしろ『トップガン』の人ですので兄リドリーよりテンポのいい映像で見せる娯楽作向きの人でした。ところが近作では揺れるカメラワークに凝ってしまいやや迷走気味です。デンゼル・ワシントンが健闘した『マイ・ボディガード』はともかく、脚本家との相性が悪かった『ドミノ』ではやり過ぎという内容で、他人事ながらこの先を心配していました。新作は旧知の仲のジェリー・ブラッカイマー製作です。

結論から言うと、とても楽しめる娯楽作でした。最後の方の展開はご都合主義な感じもしますが、タイムスリップものにご都合主義でない作品なんかありません。映像的には中盤の現実とヴァーチャル(?)が交差するカーチェイスがなんと言っても見ごたえがあります。不満と言えばデンゼル・ワシントン以外の俳優が弱いことです。ヒロインや犯人も彼と絡むのは終盤ですし、過去を覗くことができる
“タイム・ウィンドウ”を扱うFBIの人たちはキャラが薄く、嫌なやつもいなくて物足りません。

それから過去を覗くことができる装置を使用しながら、その危険性をあまり感じさせないのはトニー・スコットならではの軽さでしょうか?これについては見終わってから気になりました。ハリケーンの傷跡がまだ残るニューオーリンズの風景も見られます。

テーマ:☆試写会☆ - ジャンル:映画

00 : 10 : 47 | 試写会 | トラックバック(1) | コメント(0) | page top
Emmy Rossum's Favorite Songs vol.3 Seal
2007 / 03 / 06 ( Tue )
エミー・ロッサムのお気に入り第3回「シール」

サラ・マクラクランの次にシールが来ると不自然な感じがするが、
間にアニー・レノックスをはさむとしっくりくる。
なによりアニー・レノックスとシールの立ち位置が似ている。
具体的に言えば二人とも声はどちらかと言うと中性的だ。
シール自身ブラジル人の父親とナイジェリア人の母親との
間に生まれイギリスで育ったことからその音楽スタイルは
アメリカのソウルともいわゆるUKソウルとも微妙に違うところに
位置している。トレヴァー・ホーンのプロデュース、
ZTTレーベルからのデビューというのもその理由の一つだろう。

89年アダムスキーの曲「キラー」のヒットによって
知られることになったシールはZTTレーベルと契約し、
トレヴァー・ホーンのプロデュースで作られた91年の
デビュー・アルバムもヒットした。80年代はサンプリングを
駆使したした、エレクトロニック・ミュージックで知られた
で知られたホーンだが、その持ち味を保ちながらもオーソドックスな
音を作るようになったきっかけになった作品と言えるかもしれない。

その後セカンド『SEAL Ⅱ』からの「キッス・フロム・ア・ローズ」が
映画『バットマン・フォーエヴァー』で使用されグラミー賞を獲得した。
以降『 ヒューマン・ビーイング』『シールⅣ』を発表している。

結局のところシールの魅力はそのボーカルに尽きる。
一般的な意味でディープとは言いがたいが、
ポジティブな歌詞を得意とする彼の歌には確かに
ソウル/魂が宿っている。

SEAL_ベスト 1991-2004
ベスト 1991-2004

「(タイトル未定)」エミー・ロッサム、デビュー・アルバム2007年発売
23 : 30 : 22 | デビュー・アルバム『Inside Out』 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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