『宮廷画家ゴヤは見た』を試写会で観賞
2008 / 09 / 30 ( Tue )
宮廷画家ゴヤは見た/Goya's Ghosts
2008/10/04公開 公式:http://www.goya-mita.com/
宮廷画家ゴヤは見た [DVD]
DVD 2009/04/22発売

市原悦子を思い出してしまう邦題が付いたこの映画は久々に見た変な映画でした。と言っても狙いが中途半端で失敗したような映画ではありません。具体的に言うと後半の話の展開が凄いです。

監督は『カッコーの巣の上で』『アマデウス』のミロス・フォアマン、異端者収容所(?)の描写が代表作を思い出させます。原題は『Goya's Ghosts』、画家ゴヤが見た「幻」「幻影」というよりは、当時のスペインの裏表という感じでしょうか。ゴヤを演じるのは『パイレーツ・オブ・カリビアン』でブーツ・ストラップ・ビルのステラン・スカルスガルド、もちろん変な貝殻はつけていません。ゴヤのイメージと言えば少々気持ち悪い「我が子を食らうサトゥルヌス」ですが、その傾向の絵は冒頭の彼の絵が異端審問にかけられた場面で不道徳なものとして登場します。しかしこの手の絵はこれで打ち止め、彼は王妃の肖像画を描くほどの力量を認められた画家なのです。そんな彼が描いた正統的な肖像画が少女イネスとロレンソ神父の二枚。イネスにナタリー・ポートマン、異端審問でゴヤをかばうロレンソ神父(彼自体は異端審問に積極的)にハビエル・バルデム、むしろ主役はこちらです。肖像画を描くときに安く済ませようとする姿にこの男の小物ぶりがよく出ています。

イネスが居酒屋で豚の丸焼きを気持ち悪いと食べないでいると、密告されユダヤ人と疑われ異端審問所に連れて行かれます。彼女は拷問を受け自白するのです。これが笑えないのは今の時代もどこかで行われている可能性かが高いことを知っているからです。さらに一度自白してしまえば撤回できないのが怖いところです。イネスの父親とゴヤはロレンソを通してなんとかしようとしますが、それを受け入れることになるときのロレンソの情けなさと牢屋でイネスと出会ったときの行為の卑劣さと、さっさとスペインから逃げるこの男を演じたハビエル・バルデムは『コレラの時代の愛』よりも怪演といえるかもしれません。一方このころから汚い姿となったナタリー・ポートマンは最後までこのままで後半はもっとひどくなり、こちらもなかなか熱が入っています。

後半は時代が飛び、スペインがナポレオンの影響下に置かれ、また元に戻る時代へと移ります。このころには聴力を失っていたゴヤですが、激動の時代にいてもニュートラルな視線は変わらないので安心して見ることができます。激動の時代と言ってもどちらの勢力が優れているかは疑問で、今から見ればどちらもそれなりに問題はあるのでしょうが、そんな中で日和見主義的なロレンソの姿はむしろかわいそうなくらいです。そんな彼も最後には少し信念を見せるのも見所です。先にふれたようにこのときのイネスの姿は痩せているだけではなく精神的もかなり病んでいて、物語は彼女に次々と不幸を押し付けますが、最後には小さな幸せを与えてくれます。

ということで、こちらがこうなってほしいと言う思いをことごとく裏切るような後半の展開には賛否両論があるでしょうか、最後に出てくるもう一人の表情なども含めて、個人的には嫌いではありません。

テーマ:☆試写会☆ - ジャンル:映画

20 : 30 : 47 | 試写会 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
Emmy Rossum、セカンド・アルバム共作者の話題
2008 / 09 / 29 ( Mon )
まだ詳細不明なセカンド・アルバムですが、分かる範囲の出てきたのはこの人たち。

アクアラングはマット・ヘールズによるプロジェクト。よく読むとスタジオとは書いてあるが、実際に何をしたのかは書いていない。

マット・ゴスは双子のルーク・ゴスと組んだブロスでデビュー、解散後はソロ歌手として活動。ルーク・ゴスは現在俳優として『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』などに出演。

エミー・ロッサム、セカンド・アルバムInterscope/Geffen/A&Mより発売予定
23 : 15 : 28 | 2NDアルバム『Sentimental Journey』 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
2008年に『ミーン・ガールズ』を観る
2008 / 09 / 22 ( Mon )
ミーン・ガールズ スペシャル・コレクターズ・エディションDVD
ミーン・ガールズ/MEAN GIRLS (2004)

本作にヒロイン(リンジー・ローハン)の母親役でアナ・ガステヤーが出演している。これは「サタデー・ナイト・ライブ」人脈だ。他のSNL関係者は、ノーバリー先生役のティナ・フェイは脚本も担当(それゆえに美味しいところを持っていく場面が多々あり)、ティム・メドウスはデュバル校長、憎まれ役レジーナ(レイチェル・マクアダムズ)の母親役にエイミー・ポーラー(この母子役者の年の差は6歳!これはレジーナを演じたレイチェル・マクアダムズが25歳過ぎで演じているからというのも大きい)となっている。とは言えこの中で純粋なコメディ演技を求められたのはエイミー・ポーラーだけだ。SNLといえばアメリカでは大評判の(日本ではほとんど話題になっていないが)9月13日のサラ・ペイリンとヒラリー・クリントンのパロディがあった。喋っていることが分からないと楽しめない面もあるが、初見でもヒラリー熱弁の脇でポーズを決めているペイリンなどは笑える(その後内容がある程度分かると色々な箇所で面白くなった)。サラ・ペイリンをやったのがティナ・フェイ、元々メガネ姿が似ている二人と評判だったが、素顔を見ると目も口も彼女の方がシャープ。でもメガネをかけると本当に似ている。一方エイミー・ポーラーのヒラリーは外見的には似ていない、それでも大統領候補指名争いで不利になり余裕がなくなってきたヒラリーの表情をよくとらえている。ちなみにエイミー・ポーラーは妊娠中で、旦那は『俺たちフィギュアスケーター』のパートナー。

両親の仕事の都合でずっとアフリカで暮らしていたケイディ・ハーロン(リンジー・ローハン)は16歳になって初めてアメリカの高校に通うことになる。ルックスもいい彼女のこと、日本のドラマなら周辺とのギャップを感じながらも人気者になり、学校の良くない点を改善してゆく展開になるだろう。しかしアメリカの高校生活は違う。初日の教室で席を取ろうとしてもグループ分けがきっちりとしていて入る隙がなく、知り合ったのはゲイ男ダミアンとゴス女ジャニス。彼らから校内の勢力図を教えられ、レジーナ(レイチェル・マクアダムズ)率いる最強にして最凶のグループ・プラスチックス(レジーナ、グレチェン、カレン)の存在を知る。そしてケイディはふとしたことからレジーナに気に入られてプラスチックスに入ることを許される。かつてレジーナに酷いことをされたジャニスはケイディにププラスチックスの中でレジーナの弱点を探すように頼む。レジーナもそんなに悪い子じゃないと思ったケイディはプラスチックスとともに行動し、次第に彼女たちに影響されてゆく。しかしお決まりの男の子問題でレジーナの真の姿を知り彼女を追い詰めると言うジャニスに同調する。レジーナの復讐が果たされたと思った瞬間にケイディは全女子学生を巻き込む問題の中に放り込まれる。

この映画は女の子による「あんな奴、死んじゃえばいいのに」とノートに書いてしまうような残酷な面や嫌がらせや嫉妬等の(おそらくは)リアリティがあるエピソードが展開されるのだが、自殺や妊娠、銃の持ち込みと言ったシリアスな展開にはならない。当然死人は出ないし、重傷者は一人いるが無事に回復している。製作者たちのコメントを聞く限りこれをシリアスにしてカルト映画を造ろうと言うよりはDVDになったら学校生活に悩んでいる母娘に見てほしいと考えているようで、言葉遣いが行き過ぎないように配慮している様子がうかがえる。その一方でクリスマスでの4人娘によるセクシー・サンタ・ダンスを見せるなど男向けの場面もきちんある。

特典映像を見ると一番意地悪なレジーナに関してはリンジー・ローハンとアマンダ・セイフライドも候補だったと言っている。前者は嫌われ役の印象がつくのを避けるために、後者はファニーな魅力を発揮する取り巻きの方がふさわしいと言うことでそれぞれの役になったそうだ。そしてレジーナを演じるレイチェル・マクアダムズ、彼女は地毛がブロンドなのだが、なぜかブロンドが不自然に見えるという人で(撮影時期によってはウィッグを使用とのこと)、その髪の印象も手伝って文字通りプラスチックな人形のようだ。劇中でボーイフレンドは「レジーナは意地悪で欠点が目立つけど、それだけの娘じゃない」というが、それよりはケイディの「レジーナは嫌いだけど、レジーナには好かれたい」という方がしっくりくる。見終わるとこの女優の旬を捉えていることもあり印象は悪くない。これがリンジー・ローハンならやはりぽっちゃりし過ぎだし、アマンダ・セイフライドだと目が鋭すぎて実生活でも物を投げられるくらいに嫌われ役になっただろう。結果的には4人の配役は絶妙だと言える。4人の関係だとレジーナがケイディに貶められての女王様の交代、つまり他の二人がレジーナを捨ててケイディについてゆく場面が印象的だ。さらにレジーナとケイディの関係ではレジーナが復讐をやり返す校長室とすべてが収まった後のラスト、この二箇所で二人が交わす視線の対比も面白い。

物語は女子学生の自分の思いをぶちまけ、「裏でこそこそ悪口言っていても気分が良くなっても仕方ないのよ」と一応大団円を迎えるが、考えてみると校内の勢力図は少し変わっただけで、大きく変わったわけでもない(もちろん各グループへの偏見は少し減っている)。ダミアンはクリスマス・パーティーで周りにバカにされながらもクリスティーナ・アギレラの「ビューティフル」を歌い上げる。彼は自分のことをよく理解しそれを恥じることもなく主張できるという意味においては、この映画の最強のキャラクターである。その意味では彼の存在は一種のファンタジーで、彼の言うことはいつも正しい。

最近の映画らしく1枚ものにしては特典も充実しているが、憧れの男の子が出てくる場面でティナ・フェイがジミー・ファーロンとアシュトン・カッチャーの名前を出す辺りにこの人の好みを見た気がする。

さて、本作のラストを真似て関係者たちの2008年の様子について書いてみよう。監督のマーク・ウォーターズは『スパイダーウィックの謎』が公開、『ミーン・ガールズ・パート2』の予定もあるという。現在はレズ恋愛中という噂があるリンジー・ローハンは乱れた私生活が祟って自らスターの座を降りたがTVドラマ『アグリー・ベティ』のへのゲスト出演で復活への足がかりを模索中。ベティとは同級生だったが今は立場が入れ違ってしまったという設定らしいが、もしかしたら本作をふまえている設定なのかもしれない。レイチェル・マクアダムズは『きみに読む物語』『ウエディング・クラッシャーズ』と話題作に立て続けに出演して天下を取ったかと思われたが、突然自然保護活動を優先しgreen is sexyなるサイトの立ち上げも参加。日本でも公開された『あぁ、結婚生活』で映画界に復活。30代に突入し元々の童顔とどう折り合いをつけるのか悩みながらも邁進中。プラスチックス一のバカ女を演じたアマンダ・セイフライドはミュージカル『マンマ・ミーア!』の映画版に出演し歌も披露している。そしてグレッチェン、ではなくゴス少女ジャニスを演じたリジー・キャプランは『クローバーフィールド』に出演。ティナ・フェイとエイミー・ポーラーの二人はコメディ『Baby Mama』をヒットさせた。

エミー・ロッサム出演映画『Dare』詳細不明
23 : 30 : 56 | Dare | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
Emmy Rossum、『Dragonball』インタビュー
2008 / 09 / 21 ( Sun )
Emmy Rossum On The 8-Foot Monster, Toys, Catsuit And Scrutiny Of Live-Action ‘Dragonball’
http://splashpage.mtv.com/2008/09/19/emmy-rossum-on-the-8-foot-monster-toys-catsuit-and-scrutiny-of-live-action-dragonball/

この手のインタビューは前もってあったものを小出しにすることも多いのですが、先日の公開中止の噂が挟まられるなど比較的最近のだと思われます。前半は銃やバイクが初めてだったというお決まりの話なので飛ばして8-foot manが出てくるというのが話の肝です。フィギュアやゲーム、続編の話はもう少し待ちましょう。

エミー・ロッサム出演映画『Dragonball/ドラゴンボール』2009年3月13日日本公開
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『アイアンマン』を試写会で観賞
2008 / 09 / 21 ( Sun )
アイアンマン/IRON MAN
2008/09/27公開 公式:http://www.sonypictures.jp/movies/ironman/
アイアンマン
DVD 2009/03/18発売

マーベル・コミックの子会社の自社製作第一弾としてアメリカでは『インクレディブル・ハルク』より先に公開された本作ですが、本編終了時に「エンド・クレジット後にも映像があります」とアナウンスされるのは余計なお世話です。アメリカン・コミックの映画は永久に次作に続くのがお決まりなのです。それを知らなくてもこの場合はどんでん返しではなく、本編とはまったく関係ない人物が出てくるのでなんとなく「次作に続く」と分かればそれでいいのです。気になる人はここでも見ておいてください。

物語は巨大軍事企業スターク・インダストリーズのCEOトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.)は新兵器のデモンストレーションに行ったアフガニスタンでテロ組織に襲撃、拉致されてしまいます。襲撃された際に重傷を負ったスタークは彼と同じようにテロ組織に拉致されていた医師によって人工心臓を取り付けられ助けられます。トニー・スタークはテロ組織にデモンストレーション使用したのと同じ武器を造れと命じられ、その武器を造るふりをしてパワードスーツ(アイアンマン)を造りだして脱出します。

このときにトニー・スタークは自社の兵器がテロ組織に使われていることに気付きます(帰国してから彼は記者会見で兵器製造をやめることを発表)。この辺りは『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』を思いしますが、あちらが敵の敵は味方というものだったのに対して、こちらはもっと分かりやすいものになっています。もちろんこれはアメリカがばら撒いてきた武器が世界中で使われ、めぐりめぐって自分たちを苦しめると言う図式でもあります。

ストーリー自体は驚きやひねりはないこの映画ですが、実はトニー・スタークがアイアンマンになっているときよりもアイアンマンを造っているときやオフのときが面白いのです。それはつまりロバート・ダウニー・Jrが顔を出しているときがとても良いということです。メカ造りに熱中しているときの発明家トニー・スタークの表情と「いやー、廃材からこんなもん造っちゃったよ」というロバート・ダウニー・Jr.のちゃめっ気、この二つが出たり入ったりする姿が見所です。さらには超セレブにしてプレイボーイという面も恥ずかしがることもなく演じるロバート・ダウニー・Jrが実にお見事。映画の中で寝たのは一人だけですが、その向こうに何人もの女性の姿が見えます。その一方でグウィネス・パルトロー演じる秘書のペッパー・ポッツとは惹かれるところがあっても一線を越えません。アカデミー賞受賞後いい使われ方をされなかったグウィネス・パルトローですが、これはうまい使い方ではないでしょうか(もちろんヒーロー物のヒロインとしてお約束としてヒーローの危機に巻き込まれる場面はあります)。でもパート2があればトニー・スタークとペッパー・ポッツ嬢の関係が深まることはなく、実はきょうだいだったと言う風になりそうな気がします。二代目社長であるトニー・スタークが軍事産業から撤退するということは父親の否定であるのでその辺も描かれるのではないでしょうか。

初めに言ったように話の展開はありきたりなので最後の敵の存在には驚かないのですが、ここでは敵側メカが注目です。重厚というと聞こえはいいですが、やや古臭くごついデザインでこれを考えた人の頭の中は冷戦時代のままなのではないかと感じされるのが面白い点です。アイアンマンのアクション自体はアフガニスタンに逆襲しに行く場面が単純に一番かっこいいです。最後に記者会見でアイアンマンが何(誰)なのかという質問があるのですが、よく考えてみるとアメリカの一般市民はアイアンマンをほとんど知らないので、敵か味方かも分からないはずです。ここはこの映画の弱い点です。

テーマ:☆試写会☆ - ジャンル:映画

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エミー・ファン!ブログ2008年9月の告知
2008 / 09 / 15 ( Mon )
*なぜかレイトン・メーステルやミシェル・トラクテンバーグとの組み合わせが多かった9月は、ブログの更新が多かった月ですが、これには二つの理由があるように思います。一つは文字通りにブログを日記として使用したこと、もう一つはレコーディングでヨーロッパに行ったことを小出しにしている点です。また今月は誕生日があったわけですが、エミーの誕生日は9月12日、そう9.11の次の日、ニューヨーク生まれの彼女が9.11について触れないと言うことは逆にそのことに対する重みを感じます。

エミー・ロッサムの情報
9/27 ブログ更新。Green thumb? .... What green thumb?
9/26 ブログ更新。Snack Time of Summer
9/24 Vogue and Mulberry Host Dinner to Celebrate Alexandra Grant Exhibition /Hollywood
9/24 ブログ更新。Enjoying the Last Days of Summer
9/23 ブログ更新。BaThTiMe AnD bLoWdRiErS
9/22 ブログ更新。kisses
9/20 YouthAIDS Luncheon Presented by Little Black Dress Wines and Tacori /LA
9/20 Kari Feinstein Primetime Emmy Awards Style Lounge - Day 2 /LA
9/18 ブログ更新。Race for the Cure
9/17 ブログ更新。Birthday Weekend
9/15 2008 Komen NYC Race for the Cure in Central Park
9/14 ブログ更新。Attack of the pigeons
9/13 ブログ更新。First Cupcake of the Day at 10am!
9/13 ブログ更新。Birthday Blog!
9/11 Target Bullseye Bodegas /NY
9/11 Mercedes-Benz Fashion Week /NY
9/9 ブログ更新。Texas, Texas!
9/8 ブログ更新。Matt Goss
9/7 ブログ更新。Bikini pix!
9/5 ブログ更新。 Fall!

9/10 『オペラ座の怪人』 NHK-BS2 午後9:00~11:22 (字幕:古田由紀子)
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『Dare』関連作品。サンドラ・バーンハード出演映画『キング・オブ・コメディ』
2008 / 09 / 14 ( Sun )
キング・オブ・コメディDVD
The King of Comedy /キング・オブ・コメディ(1983)

サンドラ・バーンハード出演映画で彼女が評価され、入手もしやすいとなるとこの映画か、監督はマーティン・スコセッシで主演はロバート・デ・ニーロ。そのわりにあまり話題にならないのは前後の作品の印象が強いからだろう。これはこれで悪くない。コメディアンのジェリー・ラングフォード(ジェリー・ルイス)を追いかける男女のファンの過剰な行動を巡る悲喜劇だが、ストーカーやストーカー防止法といった言葉がお馴染みになった現在の方が分かりやすい(今映画化したらもっときつい表現になっていただろう)。

ジェリーが番組終了後のスタジオから出て車に乗り込もうとするとマーシャ(サンドラ・バーンハート)がすでに乗り込んでいた。ルパート・パプキン(ロバート・デ・ニーロ)は彼女を追い出し、そのままジェリーの車に乗っている。コメディアン志望のパプキン別れ際にジェリーが言った連絡して来いという言葉を真に受けてしまう。


ここからしばらくパプキンの妄想(ジェリーに認められ、番組に出るように言われる、実際に番組に出る等々)と現実が交差し、彼が危ない人間であることが描かれる。そしてこれも妄想だと思っていた場面が現実だったこちらが気付くころから話が動き出す。この映画では鏡が多用されるが、これはパプキンが見ている自分/世界と、他人が見ているパプキン/世界との違いを表す。そして、日本でもよく見る録音中に母親の「××ちゃん、ご飯よ~」というのが出てきて笑える。そしてパプキンはジェリーのスタッフからいい素質があるので劇場に出て修行しなさいと言われる。彼はそれに従おうとはしない、人前で芸を見せたことなのだないのだ。また去年あった脚本家組合のストのときにも少し話題になったがこうしたトーク番組でも脚本がいるのということも再確認できる。

結局ジェリーが言う連絡して来いというのは逃げるための言い訳だと気付いたパプキンはマーシャと組んで彼を誘拐監禁し、彼の番組に無理やり出ると言う計画を実行する。ここではパプキンが番組に出る様子よりはジェリーを自宅に監禁したマーシャの方が面白い。ジェリーをテープでがんじがらめにし、ディナーを用意し、歌いながら彼に迫る(ちなみにサンドラ・バーンハートは音楽アルバムも出している)。怖いファンと言うと数年後の『ミザリー』もあるが、ありそうという意味ではこちらもなかなかものだ思う。またパプキンのパートの番組前のばたばたした雰囲気は、前半のニューヨークの街並みとともにこの映画の見所の一つだ。

さて映画のラストはアンディ・ウォーホル「15分で誰でも有名人になれるだろう」という有名な言葉を考えれば、あれはありえないことをラストに持ってくる映画的な趣向のひとつ、もしくはパプキンの妄想の続きと考えてみるのもいいだろう。

映像特典はオープニングで使用されたジェリーの番組の完全版。マーティン・スコセッシとサンドラ・バーンハードが当時を振り返る映像もあり。

エミー・ロッサム出演映画『Dare』詳細不明
01 : 00 : 16 | Dare | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
Happy birthday, Emmy Rossum !!
2008 / 09 / 12 ( Fri )
9月12日でエミー・ロッサム22歳。

今後の予定
出演映画『Dragonball/ドラゴンボール』2009年3月13日日本公開、2009年4月全米公開 
出演映画『Dare』詳細不明
セカンド・アルバムInterscope/Geffen/A&Mより発売予定

Happy Birthday To Emmy Rossum, From MTV
http://www.mtv.com/overdrive/?vid=275783
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21 : 00 : 37 | 告知・ニュース・日記・最新情報 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
Emmy Rossumブログ更新、Pinkitude更新
2008 / 09 / 07 ( Sun )
エミー・ロッサムブログを2本も更新。Fall!Bikini pix!

またエミーがスポークスパーソンを務めるPinkitudeのHPはこちら、メッセージもあります(今癌に対するキャンペーンを色々な形でやっているようです。Stands Up 2 Cancer)。

http://www.pinkitude.com


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2008年に『ハイスクール白書~』を観る
2008 / 09 / 07 ( Sun )
ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろDVD
ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ!/ELECTION (1999)

この映画は日本未公開作品で邦題に問題があるが深夜に放送されたこともあるし、廉価版で何度も出ているので比較的知られていると思う。監督・脚本はアレクサンダー・ペイン。この作品で認められ(アカデミー賞脚色賞候補)、2004年の『サイドウェイ』(アカデミー賞作品賞・監督賞他5部門で候補)でさらに高い評価を受けアカデミー賞脚色賞を受賞した。

ヒロインはリース・ウィザースプーン。『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』のジューン・カーター役でアカデミー賞を受賞したとは言え、リースが生み出した最高のキャラクターといえば『キューティ・ブロンド/LEGALLY BLONDE』シリーズのエル・ウッズとこの映画のトレイシー・フリックに尽きる(この二人の前段階として『カラー・オブ・ハート/PLEASANTVILLE』のジェニファーも捨てがたいが、あれはやはりトビー・マグワイアの映画ということで除外)。

ちなみに監督はコメンタリーでリース・ウィザースプーンの初登場シーン(カメラを止めて彼女の変な顔をアップにする)場面について「あの女優が嫌いでしょう?と聞かれるが、あれは役柄でトレイシーは本当に嫌な娘なんだ」と言っているが、観た人全員が「分かった、分かった。お前はリースの変な顔が好きなんだな」と突っ込んでいるに違いない。

リースが演じるのは自己主張の強い優等生トレイシー、彼女は当然のように生徒会長選挙出馬する。生徒会担当の教師ジム(マシュー・ブロデリック)は彼女がかつて同僚の教師デイブと関係を持っていたのに平然としている姿を見て、このままではいけないと思い、けがで部活ができないアメフトの人気選手ポール(クリス・クライン)を担ぎ出す。そこにポールの妹タミー(レズ)まで出馬して選挙は混乱する。トレイシーとポールの共通点は自分のことが分かっていない点。数々の生徒会活動をしてきたトレイシーは生徒会会長になるのは当然と思っているがそう思っているのは本人を含めた数人だけだ。一方ポールはアメフトの人気選手として何の不自由のない学生生活を送ってきたが、そのブランドを剥ぎ取ってしまえばほとんど魅力はない。トレイシーはそれに薄々気付きながら前に進むしかない。その姿は今ならヒラリー・クリントンを思い出させる。ポールはそれに気付かないが、それでも彼は幸せだ。監督もお気に入りだと言うタミーは変わり者に見られるが二人と比べると自分に正直で、自分がどう見られているかも知っている。

この映画をよく見ると生徒はほとんど損をしていない。トレイシーの教師との不適切な関係や選挙での不正、ポールがけがと選挙への出馬とマイナスになりうる出来事も外部の力で解決される。ただひとりタミーだけが罰を受ける。学校からは停学の処分を受け、両親からも愛想を尽かされ(彼女は養女)転校することになる。しかしそれは彼女にとっては都合の良いことになっているのが面白い。親友リサに友達以上の関係を迫ると拒否され、リサが兄のガールフレンドになってことを恨んで兄の出ている選挙戦に乱入。選挙中に問題を起こしてミッション系の女子高へ転校し、新しいガールフレンドを見つける。この映画で一番美しい結末を迎えるのは彼女だ。それに対して損をするのはデイブにジムと教師側と皮肉が効いている。

生徒会会長選挙を持ち出して高校内の階層を浮かび上がらせると言うところまでは行っていないが、生徒会活動に熱心なトレイシーが母子家庭で、ポールの家は地元企業の経営者というのが(やや単純化されているが)面白い。学校にいるときと家に帰ったときでは立場が違ってくるのだ。また同性愛に関しては暗く描かれておらず、隠すか公言するかを迷う様子も、当事者以外に彼女の趣向が知られて問題になることもないのはやや都合が良すぎるかもしれない。

『ヘザース』を保留するとして。これで脚本家があげた映画はこれで終了。あとは他の出演者の出演作など、関連作を取り上げる予定。

エミー・ロッサム出演映画『Dare』詳細不明
22 : 00 : 43 | Dare | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
『Dragonball』Jamie Chungインタビュー
2008 / 09 / 05 ( Fri )
前回紹介した記事は予想通りに削除されてしまいました。どうやらポスターと言うよりは予告(本編)からの画像の方に問題があったようです。その代わりとはいってはなんですが、日本語によるチチ役のジェイミー・チャン・インタビュー。

ドラマ“Samurai Girl” に主演ジェイミー・チャン
『ドラゴンボール』を手に入れたもうひとりのアジア人女優
http://www.varietyjapan.com/interview/2k1u7d00000c8wwo.html

この“Samurai Girl”に関するインタビューを検索して『ドラゴンボール』に言及しているインタビューを発見しました。

Jamie Chung is Samurai Girl
The actress tells us about her new miniseries and her role in Dragonball.
http://tv.ign.com/articles/907/907699p1.html
今の段階なのでエミーを含む出演者をほめているだけの内容ですが、雰囲気だけでもどうぞ。

エミー・ロッサム出演映画『Dragonball/ドラゴンボール』2009年3月13日日本公開、2009年4月全米公開
23 : 52 : 45 | DRAGONBALL EVOLUTION | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
『Dragonball』ブルマの新ポスター登場
2008 / 09 / 03 ( Wed )
銃を手にしたクールな構図ですが、また削除されそうな気もするので一応保存しましょう。

http://www.comingsoon.net/news/movienews.php?id=48453

エミー・ロッサム出演映画『Dragonball/ドラゴンボール』2009年3月13日日本公開、2009年4月全米公開
21 : 30 : 36 | DRAGONBALL EVOLUTION | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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