『ガフールの伝説』試写会。 『ミレニアム2火と戯れる女』同様、話は未整理だがアクションは楽しめる
2010 / 09 / 27 ( Mon )
ガフールの伝説 / Legend of the Guardians: The Owls of Ga'Hoole
2010/10/01公開 公式HP:http://wwws.warnerbros.co.jp/guardiansofgahoole/
ガフールの伝説 Blu-ray&DVDセット(初回限定生産)
DVD:2011/02/02発売

『300』、『ウォッチメン』のザック・スナイダー監督によるフクロウの世界を描いたCGアニメーション、今回見たのは2D字幕版でした。主人公は伝説を信じる夢見がちな青年というのは伝わると思うのですが、予告を見ても内容が分かりづらいと思います。物語の展開は意外に早いです。主人公は兄と一緒に飛行訓練をしているところを純血団(もちろん悪です)にさらわれて、兵士としての訓練を受けるのですが、弟は伝説を信じて逃げ出し、兄はここに居残ることを決めます。やがてこの二つの勢力による戦いとなります。

動物をCGアニメーションというと『ハッピー フィート』を思い出します。あちらのペンギンがまずは同一種族から始まり、その中での特徴を出し、その後に移動することによって外見が違う種族と出会うという方式でキャラクターを位置付けていました。それに対して本作は家族の話から始まり、すぐに純潔団基地に移動すると種族が一気に多くなり、やや混乱します。それ以前にフクロウは顔の表情を出すのが難しいようで、それぞれの個性を出すのが難しいようです(中にはナニー役のヘビという変化球もあります)。その上、兜(や兜もどき)を着けるなど、より見分けるのが難しいだけではなく、けっこう数も多いので大変です。

声の出演ではヘレン・ミレン、ジェフリー・ラッシュ、ヒューゴ・ウィーヴィングというベテランもいますが、ジム・スタージェス等の若手がメーンで、妹役の人はアニメ声。どちらかというと声を期待して見に行くようなアニメーションではありません。一番いいのはヒューゴ・ウィーヴィング ジェフリー・ラッシュでした。

ザック・スナイダー監督の外連味は健在でした。もちろん飛翔シーンを中心とした3Dに特化したと思われる映像はたくさんあります。アクション・シーンではスローモーションやカクカクとした動き(何か名称はあるのでしょうか)がたっぷりと味わうことができます。同じような画も多いのですが、ワンパターンですぐに飽きてしまった「バイオハザードIV」とは違いアイディアが豊富なので飽きません。このあたりはこの監督の力量差を示しています。

物語は別の道を行くことになる兄弟から始まり、悪の軍団の悪事、伝説に隠された真実などですが、導入部分の落ち着きのなさや結局は善対悪の戦いに収斂されるあたりはやや平凡なものの、所々にひねりがあるのでそこは良いと思います。ただ見た後に振り返って感心したかとか、意外性があるというほどではありませんでした。

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エミー・ファン!ブログ2010年9月の告知と情報
2010 / 09 / 21 ( Tue )
エミー・ロッサムの情報
10/27 『ラブ・アクシデント』 OPL-37465 1480円
9/3 DVD 『オペラ座の怪人 スペシャル・エディション』 ZMBY-5656 3990円

9/1 00:30~02:30 シネフィル・イマジカ 「ラブ・アクシデント」
9/2 2:10~13:50 スター・チャンネル プラス 「ドラゴンボール EVOLUTION」
9/7 17:40~19:20 スター・チャンネル プラス 「ドラゴンボール EVOLUTION」
9/10 17:00~19:00 シネフィル・イマジカ 「ラブ・アクシデント」
9/11 21:25-23:35 フジテレビ 「デイ・アフター・トゥモロー」
9/19 07:40~09:20 スター・チャンネル プラス 「ドラゴンボール EVOLUTION」
9/29 15:00~17:00 シネフィル・イマジカ 「ラブ・アクシデント」
9/30 09:10~10:50 スター・チャンネル プラス 「ドラゴンボール EVOLUTION」
10/2 9:00~11:45 ムービープラス 「オペラ座の怪人」

9月頭にLAのバレエ教室でエミーを見かけた方のツイートを見かけて会話もしたのでそれを引用としましたが、今は非公開になっているのでやめました。
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ミシェル・トラクテンバーグ出演映画『コップ・アウト 刑事(デカ)した奴ら』でも出番は少ない
2010 / 09 / 13 ( Mon )
コップ・アウト 刑事(デカ)した奴ら / Cop Out
公式HP:http://wwws.warnerbros.co.jp/copout/
コップ・アウト Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)
DVD:2010/12/22発売

予告を見るとおもしろ黒人が様々な映画の台詞を引用しまくるという印象を受けたが、それは冒頭のチンピラ取調べ場面に集中している。コメディではあるが、刑事のバディものであるので音楽担当のハロルド・フォルターメイヤーがかつて手掛けた「ビバリーヒルズ・コップ」の感覚に近い。個人的には約二名あっさりと死ぬのに驚いた(エンドクレジット後も仕掛けがある)。

ブルース・ウィリス得意の刑事モノということで注目は相棒のトレイシー・モーガン。SNL出身のこの人、やり過ぎて空回りをしているがそこは笑顔でカバーする。その辺をどう見るかで評価が分かれると思う。たしかに笑顔は良いが、もう少しまじめに仕事をしてほしいというか、隠れた特技があるといった設定があっても良かったと思う。奥さんとのエピソードは悪くない。

おいしい役回りはショーン・ウィリアム・スコット、パルクルーを操る泥棒というだけではなく、オウム返しを得意技にしていて人を怒らせるあたりは面白い。上司二人はこの手の映画では定番の描き方で深みは無いが、片方の趣味の話などはトレイシー・モーガンの設定に持って来るべきだったのではないかと思う。

もうひとつ面白いのはギャングがメキシコ系なこと、ニューヨークといえばイタリア、アイルランド、ラテン系、アフリカ系、アジア系と色々あったが街のイメージと合わなかったので少し驚いた(『闇の列車、光の旅』を見たばかりで勢力の広がりを感じた)。

ミシェル・トラクテンバーグはブルース・ウィリスの娘、両親は離婚し母親の再婚相手はきちんとお金があって娘の結婚式費用を実の父親に代わって出してやるというところから話は始まる。ミシェルの出番は二回。久しぶりに家族が再開し結婚式の内容を決める場面と結婚式当日。『セブンティーン・アゲイン』より出演時間は短くということでどうの言うレベルではないが花嫁衣裳はさすがにきれいだ。
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デヴィッド・イェーツ、アナマリア・マリンカ、ジョン・シムの『セックス・トラフィック』
2010 / 09 / 13 ( Mon )
セックス・トラフィック / Sex Traffic
セックス・トラフィック [DVD]

『ハリー・ポッター』シリーズ最後の舵取りを任されたデヴィッド・イェーツ監督、彼が係わっていた『ステート・オブ・プレイ ~陰謀の構図~』にも出ていたジョン・シム、『4ヶ月、3週と2日』のアナマリア・マリンカとここ何年か気になる作品に出ている人たちが出ている社会派サスペンス。2時間ドラマ2日分。題材は心身売買だけに描く方向性はだいたい決まっている。大きな組織に悪い部分(つまりは人身売買)があり、それが暴かれる一方で完全に根絶されることはない。

ここでの組織とはサラエボに駐留する民間軍事会社カーンウェル、そこにいた兵士がひとりの少女を救おうとして売春組織と交渉しようとするが警察の一斉捜査に巻き込まれ、逮捕される。彼はそのまま強制返還となるが、会社が売春に係わっていた証拠を持ち出すことに成功する。彼が要所で出てくることで、単に追求するほうと追求されるほうという構造の物語に変化を与えることに成功している。

中心になるのはロンドンで働くことを夢見る姉妹と、人身売買を告発しようとする人権団体「自由の声」のダニエルということになる。それに加えてカーンウェルの上層部など。売られる姉妹の描き方などはわりとありきたりだ。国からの脱出、国境超えしていてもあまり移動している感じがしないのはテレビドラマの限界かもしれない。

俳優ではなんといってもアナマリア・マリンカがうまい。安定感があるので安心して見ていられる。妹演じた女優が後半になると変わり過ぎて違和感があるのと比べると、変化にも無理が無いし、なにより演技に幅がある。マリオン・コティヤールやペネロペ・クルスなんかワンパターンかトゥーパターンの役しかやらせてもらえないだけでなく、できないのだと彼女と比較するとよく分かる。しかし丸顔というか卵みたいな顔だ。

個人的に人身売買や売春よりも怖いと思ったのは心身保護用のシェルターを作ってもそこから出られないような状態になる人がいること。組織の人間が近くにいて彼女たちを見張っているのだが、彼女たちの家族にプレッシャーを掛けることで心身売買に関することを証言させないようにするのだ。つまりなんらかの形で自分たちに取り込むことによって秘密を外に漏らさないようにするわけだ。
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『ミレニアム2 火と戯れる女』試写会。 『カラフル』より原作からの取捨選択があまりうまくない
2010 / 09 / 05 ( Sun )
ミレニアム2 火と戯れる女 / Flickan som lekte med elden / The Girl Who Played with Fire
2010/09/11公開 公式:http://millennium.gaga.ne.jp/
ミレニアム2 火と戯れる女 [DVD]
DVD:2011/01/07発売

同じベストセラー・ミステリー原作でも『ダ・ヴィンチ・コード』よりずっと面白い映画になったミレニアム・シリーズの第一弾『ドラゴン・タトゥーの女』でしたが、この第二弾『火と戯れる女』は映画版『ダ・ヴィンチ・コード』並みの映画になってしまいました。原作はなかり長いので映像化するには削れるパートは削って再構成をしなければいけないわけです。ヒロインがリゾート地にいる箇所などは予想通りばっさりと削られていますがそれでもテンポは悪いのです。この辺は監督がニールス・アルデン・オプレヴからダニエル・アルフレッドソンに交代したことも理由でしょう。

この『火と戯れる女』は雑誌『ミレニアム』に持ち込まれた外国人売春の記事が原因で殺人が起こり、それにヒロインのリスベット・サランデルが巻き込まれ、彼女がその黒幕であるザラと対峙することになります。それらが大きな柱になっているのですが、全体としてはそれらのどこを強調したいのかをよく把握せずに起こることを淡々と消化するような描き方で、とくに前半にその傾向が強いです(映画全体としても悪役二人のどちらかの悪行を最初に出しておいて恐怖の種を蒔いておけばスリルが継続したと思います)。それによって女性への差別意識を糾弾するといった『ミレニアム』シリーズの根底に流れるものがかなり薄味になってしまっています。捜査現場での女性捜査官に対する扱いの悪さなどは無くなってもしかたないと思うのですが、リスベットがレズアンの悪魔崇拝バンドにいたなどという噂を警察が広めたという話などを入れることによって警察捜査のいい加減さや偏見の広まる早さなどが表現できていいと思うのです。

ミカエル・ブルムクヴィスト(ミカエル・ニクヴィスト)とリスベット・サランデル(ノオミ・ラパス)は健在です。リスベットの変装姿は笑えます。パート2の原作が面白いのはミカエルとリスベットがほとんど重なり合わない点で、とくに事件が起こってからはミカエルが容疑者となったリスベットのことを心配しながら、リスベットはコンピューターからミカエルを監視できる立場にあるという微妙な関係です。でも映像にしてしまうと二人の行動が交互に描かれてしまうので単にふつうの話になってしまい微妙な味は楽しめません。見ているほうとしてはリスベットが殺人事件に巻き込まれたといっても、パート2になってヒロインが急に悪い人間になるとも思えないわけですし、容疑者となった証拠にしても映像で見ると理由が丸分かりなのもつまらない一要因になっています。

またパート2のお楽しみとして金髪の巨人ことロナルド・ニーダーマンといういい意味でマンガ的なキャラクターがいてリスベットとの対決を含めた彼の活躍が楽しみなわけですが、これもあっさりとしているのも少々残念でした。元ボクサーのパオロ・ロベルト(本人役で出ているようです)との対決などはもっとうまくできたのではと思いました。でもリスベット最大の危機からの脱出のがっかり度に比べれば大したことはありません。このダラダラ路線よりはアクションが得意な監督を連れてきてこのアクションを軸に作ったほうがメリハリのあるものができたのではないでしょうか。

この物語の最大のポイントは事件の黒幕であるザラです。彼に関しては原作を読んでいたときからそう思っていたのですが、マクガフィン的な存在のほうが良かったと思うのです。といってもある理由から無理なのですが、映画では顔をぼやかすというような手法もありだったと思います。あとスウェーデン語の発音がちょっとした仕掛けになっているのが面白かったのですが、吹替えになったときにどうなるのかなと思いました。さあ『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』はどうなるのでしょう?
『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』を追加(2010年11月10日)
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Emmy Rossum出演ドラマ『Shameless』、Sheila役がAllison JanneyからJoan Cusackに交代
2010 / 09 / 01 ( Wed )
すでに別番組『Mr. Sunshine』に出演することが分かっていて出番が無くなるという形で収束するかと思われたSheila役のアリソン・ジャネイですが、ここにきてジョーン・キューザックへの交代ということになりました。12話分に参加ということですでにアリソン・ジャネイで撮影済みのパイロット版は撮り直しになるのではないでしょうか。また記事を読んで1時間番組であることも判明しました。

キューザック家では弟ジョン・キューザックが有名で共演作も多いのですが、親もエンターテインメント業界の人なので、芸能一家の一員ということになります。彼女は1962年に生まれ。アカデミー賞にノミネートされた『イン&アウト』や『ワーキング・ガール』などのコメディ映画の彼女もいいですが、『ルーニー・テューンズ:バック・イン・アクション』のようなコメディ俳優として姿もたまには見たいですね。また彼女はニューヨーク生まれのアイリッシュ系で、イリノイ州で生活したこともあるとのことで『Shameless』にはぴったりの人材のようです。

撮影は9月中に再開予定。

http://www.deadline.com/2010/08/joan-cusack-joins-showtimes-shameless/

エミー・ロッサム出演ドラマ『Shameless』Showtimeにてアメリカ2011年1月9日から放映
23 : 30 : 09 | Shameless Season 1 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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