エミー・ファン・ブログ的2010年の音楽
2010 / 12 / 30 ( Thu )
今年の1位は日本で聞けるようになっていればAlex Band / Cruel One (feat. Chantal Kreviazuk, Emmy Rossum)以外にありえないのだが、ネット上でしか聞けないので却下。

まず今年のトピックはラテン・ポップスのラジオをよく聞くようになったこと。なのでピットブルの客演ソングと言えばEgoistaになる。まあサルサとかはかからないのであれがラテン系音楽のすべてと言うわけではないし、アメリカのヒット・チャート上位の曲もかかる。アメリカ音楽は曲と言う概念が消失して音が鳴っているだけだと感じるのに対して、まだ曲があるのがいい。ただし垢抜けていないダンス曲などもたくさんある。で、毎年文句を言ってきたブラック・アイド・ピーズは音が鳴っているだけの典型。今年はケイティ・ペリーのヒット曲、これがまったく面白くない。彼女のことは『The Sisterhood of the Traveling Pants』のころから知ってるけど、つまらないものはつまらない。またブラジルのロベルト・カルロスがスペイン語圏にも浸透していることに気付いたのも収穫。

ラテン・ポップス
Marc Anthony / ?Y Como Es El?
Carlos Baute / Colgando en Tus Manos (Con Marta Sanchez)
Carlos Baute
Marc Anthonyはむだに歌がうまいというか、聞かせる1曲。Colgando en Tus Manosは一番いいデュエット曲。

そのほかほとんど紹介済み。
Neil Young / Sign of Love
Richard Thompson / If Love Whispers Your Name
Camila / Alejate De Mi
Rufus Wainwright / True Loves
Sarah McLachlan / Bring On The Wonder
Selena Gomez & The Scene / Falling Down (Plug In Language Remix)
She & Him / I'm Gonna Make It Better
The Chieftains featuring Ry Cooder / El Relampago (with Lila Downs)

続いては2010年「エミー・ロッサムのお気に入り」で取り上げた人たちの音源のフォロー。サラ・マクラクランは『イリュージョン』サラ・マクラクラン 『イリュージョン』 を発表バンクーバー・オリンピックにも登場した。そして女性アーティストによるツアー「リリス・フェア」を久々に再開させた。アニー・レノックスはクリスマス・アルバム『A Christmas Cornucopia』を発表。シールはベスト盤『シール~オールタイム・ベスト』とデイヴィッド・フォスターをプロデューサーに迎えたオリジナル・アルバム『シール 6:コミットメント』を発表、ハービー・ハンコックの『イマジン・プロジェクト』にも参加。ダイドは『セックス・アンド・ザ・シティ2』と『127時間』のサウンドトラックに楽曲を提供、後者では「If I Rise」に参加しアカデミー賞歌曲賞にもノミネートされた。シガー・ロスも『127時間』に楽曲を提供。中心人物ヨンシーはソロ・アルバム『ゴー』ヨンシー ソロ・アルバム『ゴー』 を発表して来日、来日記念盤の『GO LIVE』も出た。デヴィッド・グレイは新作『Foundling』を発表。
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エミー・ファン!ブログ 2010年12月の告知と情報とニュース
2010 / 12 / 28 ( Tue )
エミー・ロッサムの情報

12月08日 後02:00~後03:40 エンタメ~テレ NOLA ニューヨークの歌声
12月15日 深03:30~深05:10 エンタメ~テレ 「NOLA ニューヨークの歌声」
12月17日 21:00~23:24 日本テレビ 「オペラ座の怪人」
12月24日 前05:10~前07:00 エンタメ~テレ 「NOLA ニューヨークの歌声」

12月3日 ブルーレイお試しパック 『ドラゴンボール EVOLUTION』 <初回限定生産>

12/8 The Lakers Game / LA
12/1 Showtime's 5th Annual Holiday Soiree / Hancock Park, CA

12/30 離婚協議成立 http://images.eonline.com/static/news/pdf/RossumDivorce.pdf
慰謝料5万7000ドルを支払い。ジュエリーやビバリーヒルズの家はキープ。メルセデスは向こうへ
http://www.cinematoday.jp/page/N0029346
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『ル・ノイズ』ニール・ヤング。 その姿は恐竜がのっしのっし歩くようだ
2010 / 12 / 27 ( Mon )
『ル・ノイズ』ニール・ヤング
『ル・ノイズ』ニール・ヤング Le Noise / Neil Young (2010)

同じカナダ出身のニール・ヤングとプロデューサー・ダニエル・ラノワという組み合わせはありそうでなかった組み合わせだ。ラノワがボブ・ディランやロビー・ロバートソンを手掛けてきたことを考えれば今まで無かったことが不思議だと思う人もいるだろう。この二人が一番接近したのはノワ製作のエミルー・ハリス『レッキング・ボール』のタイトル曲のデュエット。そのアルバムはハリスのイメージを一新した作品として評価されているが、中でもこのタイトル曲は繰り返しで成り立ち、音響やギターの音色など当時のラノア・プロデュースの典型といってもいい。

そんなダニエル・ラノアも90年代後半から00年代になるとプロデュース、ソロ・アルバムともにペース・ダウンしたような印象を受けるが、2007年のソロ・アルバム『ヒア・イズ・ホワット・イズ』はここからギアを入れ始めるような印象を持つ作品だった。ちなみにこの作品はジュノー賞のアルバム部門を制した(他の候補者はエミー・ロッサムのアルバムを手掛けたスチュワート・ブロウリー、シールとジュシュ・グローバンを手掛けたデヴィッド・フォスター、K.D.ラング、ニッケルバック)。

ダニエル・ラノアのスタジオで録音されたアルバムはエレクトリック・ギター(別にアコースティック2曲)による弾き語りだが、その言葉から連想される音とはまるで違う。ダビングはしていないでスタジオで鳴らされたヤングのギターをラノワのスタジオという装置を通過して記録してている(1曲目「ウォーク・ウィズ・ミー」にベース音らしきものが聞こえたり、飛び音らしきものも聞こえるが一部は編集だそうだ)。簡単にいえばラノワが作る霧がかかったような音像の中をニー・ル・ヤングの轟音ギターとボーカルが舞う。その様を形容するなら恐竜がのっしのっし歩くと言ったらいいだろうか。その中で2曲のアコースティック・ギターによる曲(音像はそのままなので、その点ではチェンジ・オブ・ペースにならない)ではメロディや曲が引き立つようになっている。

個人的にダニエル・ラノワの仕事で好きなのは全体の音像ではなくギターの音色の選択だ。その意味ではこのアルバムはニール・ヤングのギターが独特過ぎて、ラノワ製作で聞けるギターの音とは少し違う。しかしそれはラノアのバンドであるBLACK DUBの方で聞かれればいいと思っているので、これはこれでいい。
22 : 00 : 48 | 音楽 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
エミー・ファン・ブログ的2010年の映画
2010 / 12 / 20 ( Mon )
エミー・ファン・ブログ的2010年の映画(ほぼ見た順):2009年はこちら

上半期
ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
インビクタス‐負けざる者たち‐
フローズン・リバー
フローズン・リバー [DVD]
コララインとボタンの魔女
ルドandクルシ
マイレージ、マイライフ
息もできない
第9地区
冷たい雨に撃て、約束の銃弾を
アウトレイジ

下半期
パリ20区、僕たちのクラス
ヒックとドラゴン
ハングオーバー 消えた花ムコと史上最悪の二日酔
トイ・ストーリー3
カラフル
十三人の刺客
終着駅-トルストイ最後の旅
キック・アス

並べてみると2010年は後半が弱かったようだ。前半は強い女の映画多し。またロマコメはなし。『息もできない』
『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』『アウトレイジ』とアジアの映画を入れられた。ヨーロッパはこんなものか。『プレシャス』『アリス・イン・ワンダーランド』『告白』『インセプション』など他の人と色々と語れると言う意味では大切な映画。

主演助演を問わない俳優賞はベスト男優はジョージ・クルーニー、『マイレージ、マイライフ』だけでも決定。ベスト女優はノオミ・ラパス、『ミレニアム』で良かったのは1作目だけだが彼女の存在感は3作とも強烈だったと言うことだ。若手部門はクロエ・グレース・モレッツで文句なし、ただし個人的に『(500)日のサマー』は語りにくい映画でもある。

ワーストは発表しない方針だが、3本なら未紹介ものが1本あり。
22 : 55 : 19 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
映画『オペラ座の怪人』ロックなファントム論
2010 / 12 / 20 ( Mon )
舞台版『オペラ座の怪人』ではシングルを歌ったスティーヴ・ハーリー、本番で歌ったマイケル・クロフォードのどちらもオペラ的に朗々と歌い上げる歌唱法ではない。ロック・オペラたるゆえんだ。ファントムの初期設定はワイルドな声だと容易に想像できる。ただしアンドリュー・ロイド=ウェバー(以下ALW)のロック観もけっこう怪しく、タイトル曲のベース・ラインがロックだろと言うような人であることは留意する必要がある。

舞台が長期公演となり、色々な国で上映されるようになるとファントムを演じる人数や公演数が増えると、ファントムの怪人の面より、歌の先生の面が表に出るようになる。だからこそALWは映画と言う一回きりのメディアを使ってロック寄りのファントムに戻そうとしたのだ。そうなるとワイルドそうに見えてきっちりとした歌い方をするヒュー・ジャックマン等はコンセプトから外れることになる。

映画のファントムに抜擢されたジェラルド・バトラーはALWやジョエル・シューマッカー監督が期待したほどにはうまく行かなかった。どこがいけなかったのか?彼の鼻声気味の声に対する声質への好き嫌いはともかくい、問題はきっちりと歌おうとしたことにある。音符を追うことに必死だったのだ。それではワイルドさを出すまでに至らない。つまりロックなファントムを期待して起用されたバトラーは、自分の歌唱によってそれを打ち出すことができなかった。

比較対象としてジョニー・デップの『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』をあげてみよう。デップは歌唱力がそれほどあるわけではないだけに歌い込むパートでは物足りないが、感情が高ぶるようなパートでは歌に勢いがあるし、ある程度音符を無視することによってロックっぽくなっている。これこそがバトラーに期待されたものではないだろうか。スティーヴン・ソンドハイムの特徴である詰め込みすぎの歌詞の字余り感がうまく作用したのかもしれない。またソンドハイムの特徴は難しさでもある。難曲を担当するBeggar Womanに本職のローラ・ミシェル・ケリーが起用されたことや、舞台から「Kiss Me」がカットされたことからもそれは分かる(若い恋人の歌なので外れても仕方ない面はある)。

以上主にジェラルド・バトラーへの不満を述べてきたが、エミー・ロッサムの歌に不満を感じる人もいるだろう。ただプロモーション来日時の「オール・アイ・アスク・オブ・ユー」のほうが映画/サウンドトラックより良かったと言いたい(個人的にはクリスティーヌを語るときに高音競争になるのは嫌いでもある)。
01 : 30 : 33 | オペラ座の怪人 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
『バーレスク』。 『キック・アス』と比べるとキャラクター設定が弱い
2010 / 12 / 15 ( Wed )
バーレスク / Burlesque
2010/12/18公開 公式HP:http://www.burlesque.jp/
バーレスク [Blu-ray]
Blu-ray: 2011/04/27発売
クリスティーナ・アギレラと言えばブリトニー・スピアーズとグラミーの新人賞を争い獲得した人で、アイドル性のブリトニーに対して実力のアギレラと言ったら褒めすぎでしょうか。デビューから10年以上経ってふたりとも雰囲気はかなり変わっています。それでもいくらかは昔の面影を残すブリトニーと対して、すっかり別人状態なのがアギレラです(と言ってもセカンドのアルバム・ジャケットの時点でかなり変わっていて、そこからの変化は少ないかもしれません)。アルバムではセカンド『ストリップト』、曲で言えば「ビューティフル」が代表作。

さてそんなクリスティーナ・アギレラが出演した映画はミュージカル、バーレスク・クラブが舞台で経営者を演じるのはシェールです。こちらは過去の姿を保とうとして化粧は濃く、表情は固まってしまった人。このふたりが並ぶと少し怖いです。日本に来たアギレラとクリステン・ベルを比べると、アギレラの金髪がとても不自然に感じてしまいます。ちなみにベルは映画では黒髪です。と言うことで舞台に立つアギレラ演じるアリは人形と言うよりちょうど最新アルバム・ジャケットと同じくサイボーグの様です。彼女自身の演出としてはそういう要素を逆手に取った部分もあるのでしょうが、映画で一番かわいいのは舞台上ではなく、歩きながら振り付けの練習をするところでした。

それでは肝心の歌や踊りはどうかというと、力は見せてくれます。舞台用の曲が多いので映画の流れを作るような曲があまりなく、勝手にやってくれと思うこともありました。曲が少なめなのも問題です。シェールが披露する2曲はさすがの貫禄です。とくに1曲目は不気味さも感じさせながら見せてくれます。それに対して2曲目は立ち退き問題を嘆く歌なのですが、シェールが出るミュージカル映画にそんなものを期待する人がいるとは思えません。それなのに問題は小娘が解決してしまいます。

キャラクター描写が薄いのはほぼ予想通り。アリ(クリスティーナ・アギレラ)をいじめるニッキ(クリステン・ベル)などもその直前までそうしたキャラクターに見えませんし、アラン・カミングは無駄遣いでした。ショーン(スタンリー・トゥッチ)とテス(シェール)に関係があったことを台詞で説明するに至っては失笑モノです。しかし最も謎のキャラクターはアリが転がり込むことになるバーテンダーのジャック(キャム・ギガンデット)でしょう。ニューヨークに恋人がいる(出てくるのは電話だけ)のにアリには手を出さないと言う設定です。これこそゲイだと思ったら違ったと言うパターンを使うところでしょう。というかこの怪しい顔を活かさないと面白くありません。

テーマ:☆試写会☆ - ジャンル:映画

23 : 31 : 34 | 試写会 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top
Emmy Rossum出演ドラマ『Shameless』HPリニューアルほか
2010 / 12 / 12 ( Sun )
『Shameless』ホーム・ページがリニューアルされました
http://www.sho.com/site/shameless/home.do
新しい映像「Juggling Act (Shameless Promo)」も加わりました。

キャストのプロフィールの最後にエミーの学歴について書いてあるので引用。

Rossum was born in New York City in 1986 andattended the Spence School until 1996. She earned her high school degree through Stanford University's Education Program for Gifted Youth (EPGY) and Northwestern University's Center for Talent Development (CTD).

学歴に関しては色々情報があってよく分からなかったのですが、ここに書いてある順番ということなのでしょう。またセカンド・アルバム製作中の話に関しては話半分に受け取ります。

エミー・ロッサム出演ドラマ『Shameless』Showtimeにてアメリカ2011年1月9日スタート
02 : 10 : 54 | Shameless Season 1 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
『キック・アス』試写会。 『ヤマト』よりキャラクターの絞込みがうまい
2010 / 12 / 11 ( Sat )
キック・アス / Kick-Ass
2010/12/18公開 公式HP:http://www.kick-ass.jp/
キック・アス Blu-ray(特典DVD付2枚組)
BD:2011/03/18発売

ヘタレ高校生がコスチュームを着込んで自警活動を始めたもののうまくいかず、そこに本当にスキルのやる父娘が登場して大混乱が起きる話題の映画です。どこが話題かと言うと、13歳のクロエ・モレッツがハードなアクションで次々に殺しまくる箇所です。倫理的に不謹慎だと言う人もいるでしょうし、個人的にも引っ掛かる部分です。

しかしよく考えると衣装だけのキック・アスと言う何の力も持たない高校生デイヴ(アーロン・ジョンソン)とは対極の存在としてヒット・ガール(クロエ・グレース・モレッツ)はこの設定でないといけないのです。性は反対、彼よりも明らかに年下でいながらスーパー・ヒーロー並のスキルを取得しています。それはいくつかの映画で見た少年兵にも似ています。彼らは生き残るために同年代の少年を殺し、やがて人間兵器に育て上げられます。ヒット・ガールは復讐に燃えるビッグ・ダディ(ニコラス・ケイジ)に洗脳されています。この映画はある意味ではヒット・ガールの映画です。彼女を中心に語るならビッグ・ダディから彼女を開放してやるべきだと思うのですが、この映画では最後まで人間凶器のままです。彼女の後日談はユーモアと取れませんでした。

主人公デイヴは得意技が「女子の視界から消えること」と言ってしまうような学校でも地味な存在です。ロッカーで気になっている女子に笑いかけたと思ったら、後ろの女子だったと言うサム・ライミが『スパイダーマン』でやっていた手法も取り入れられています。そんな彼がコスチュームを着こんでやられながらも奮闘する姿がネットにアップされて盛り上がります。その様は「セレブって言うけど、あなたの本職は何?」と言うタイプの人をからかっているようです。街にはキック・アスの真似をする人が増えるのですが、中でも最高なのがギャングのバカ息子(クリストファー・ミンツ=プラッセ)が扮するレッド・ミストです。その外見がカッコいいかはともかく「力はなくても金はあるぜ」とばかりに高機能の車を用意するところが最高です。

そのギャングが自分たちの子分はキック・アスのせいでやられていると勘違いしますが、実際にやったのはビッグ・ダディとヒット・ガールでした。ここから物語は転がってゆきます。『スパイダーマン』でおなじみの「大いなる力には、大いなる責任が伴う」というフレーズが出てきます。『スパイダーマン』は力を持ったものはその力を弄ぶことなく正しく使わなくてはならないと説きます。この映画では力など無くても何かをやらなくてはならないのではないかと問いかけます。街中の暴力を無視できるのか?通報くらいはしましょう。

キック・アスを演じるのはアーロン・ジョンソン、『ノーウェアボーイ』を見たときにも思ったのですが、見ている方も見慣れていないのに加えて、彼の方もまだ表情が安定しないと言うかカッコいいのか悪いのか分かりません。しかしそこがこの映画によく合っています。ただ英語教師に対しての感情の話などは『ノーウェアボーイ』のときに仕入れた情報を知っているので笑えませんでした。

映画の影の主役を演じるのは『(500)日のサマー』で生意気な少女を演じたクロエ・グレース・モレッツ、ほとんどのアクションを自分でこなしたと言うのですから大したものです。アンジェリーナ・ジョリーやミラ・ジョボビッチのように真面目にアクションをやる女優は少ないのでこの心意気はお見事。力を入れると口がとんがるのがカワイイではないですか。ビッグ・ダディを演じるのはニコラス・ケイジ、コミック・ファンと知られている彼ですがここではもう見事な変態演技を披露します。また演技が格別にうまいわけではないですがマーク・ストロングやジェイソン・フレミングの顔を見かけると英国映画だなあと感じます。

デイヴ君の恋愛話などは原作コミックと違うようで、甘いと言う声もあるようです(原作と言ってもコミックが完結する前に映画化が進んだようです)。マシュー・ヴォーンは映画監督として大ヒット作はないものの奥さんはスーパー・モデルですし、そんな彼にしてみればオタク少年の気持ちをよく描いたのではないでしょうか。既発の曲に物語を語らせる(あるいは曲に合わせて画像を編集する)と言うのはもうおなじみになった手法がここでも使われています。それについての賛否はともかく、調子に乗ったキック・アスのナールズ・バークレイ「クレイジー」、ヒット・ガール大暴れのジョーン・ジェット「バッド・レピュテーション」の場面はピッタリ合っています(ここは字幕つきのはず)。

テーマ:☆試写会☆ - ジャンル:映画

01 : 00 : 54 | 試写会 | トラックバック(5) | コメント(0) | page top
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