「クラッシュ」試写会
2006 / 02 / 04 ( Sat )
「クラッシュ/CRASH」2006/02/11公開 公式http://www.crash-movie.jp/
Crash_DVD
DVD:2006/07/28発売
「ミリオンダラー・ベイビー」の脚本家ポール・ハギスの監督デビュー作。「ミリオンダラー・ベイビー」への不満は2005/09/05にも書いた。あの脚本は短編を膨らませるために加えたエピソードが作品を甘くしてしまった点が不満。ちなみにあの映画のポイントはフランキーとマギーがあの選択をせざる負えない点だと思う。

さてこの人種差別を引き鉄に話が進むこの映画は誰が主人公と特定できない(しいて言えばテレンス・ハワードか)群像劇は確かに力作でアカデミー賞に脚本、作品をはじめ6部門でノミネートされた。
しかしぼくには見終わって釈然としないものが残った。人種間摩擦の描き方はリアルだが、でもその先の至るべき姿を見せてくれないからだ。同じように移民や人種差別を題材にしたアカデミー賞脚本部門ノミネート作品「堕天使のパスポート」(これは前にも引用した)のほうが問題を深く描いている。

「堕天使のパスポート」と言えばこれに出演していたソフィー・オコネドーは「ホテル・ルワンダ」の演技で助演女優賞にノミネートされた。ドン・チードルの演技は「ホテル・ルワンダ」を観た後では感慨深い。

そして群像劇の常として印象の薄い役の人がいて(ブレンダン・フレイザー、サンドラ・ブロック)、
一人一人のエピソードの描き方が薄っぺらになっている場面もある。人種差別をした人がその後に人種差別をされた人を助ける場面も物足りない。

アメリカ映画は人種間摩擦を描くのは上手いが、人種間交流を描くなら英国映画のほうが上手い。
それがアメリカやイギリスの現状を示しているのか、それとも映画制作の仕方の問題なのか判断は、
社会学者か映画評論家に任せたい。

テーマ:☆試写会☆ - ジャンル:映画

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クラッシュ
今日、人生が終わってもいい。ただ、この作品だけはもう一度観たい※レビュー (12月上旬鑑賞:試写@銀座)舞台:アメリカ合衆国>ロサンゼルス2月11日、日比谷シャンテ シネ
[2006/02/19 13:36] ムービー!ブレイク?
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