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『ユナイテッド93』試写会

『ユナイテッド93/UNITED 93』
2006/08/12公開 公式http://www.united93.jp/
United 93_DVD
DVD:2006/11/30発売

MovieWalkerのブロガー試写会に当選して『ユナイテッド93』をUIP試写室で観賞。座った位置が悪かったのか冷房が直接当たり、また空気はカビ臭く気分は最悪。しかしこの映画を観るのにはいい状況。

映画は人々がニューアーク空港に集まりユナイテッド93に乗り込む様子が描かれる。普通の乗客・乗員たちにとってはいつもと変わらぬ日常の一コマ。ハイジャック犯にとっては乗り込むのも緊張の一瞬。ぎりぎりで乗り込む乗客に、混雑で予定より遅れる離陸。観ているこちらとしては「乗り込まないでくれ」「離陸しないでくれ」と思ってしまう。この映画では時間が大きなテーマになっている。離陸の遅れがハイジャック犯をあせらせ、乗客たちにとっては他の機の状況を知り行動を起こすきっかけになっている。

この『ユナイテッド93』では機内の様子と同等に描かれるのが地上の管制官たちの混乱(ここでは本人たちも登場する)、ここでも結果を知っているだけに歯痒い思いをさせられる。高度が下がりレーダーで追いきれなくなった機の存在を確認できたのがCNNというのはなんとも皮肉だ。

ここからこの映画を観ての思ったこのハイジャック計画の感想。怖いのはハイジャックされた飛行機が一機ではないということはいくつあるか分からないということだ。相手を混乱させるという点でも効果的だ。

ハイジャック犯は4人で、2人はコックピットで機を操縦し残りの2人が乗客を監視するが、映画の中ではやられてしまう。人数は2人で足りたのか、あるいは何らかの軍事訓練等を受けていなかったのかが気になった。

最後のシーンは想像とは言えそこまでの緊張がやや緩んでしまう展開なのは残念。もちろんなんらかの結論をださないと物語は完結しないので仕方ないのだが、これも気になった。

正直に言って観るのに力を必要とする映画で試写会に参加させて頂いてこういうのもなんだがこの映画は観たくない人は本当に観ない方がいい。

字幕:戸田奈津子 パンフレット:600円

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