Glen Ballard Works Vol.9『Chinese Wall』『Touch the World』
2007 / 01 / 04 ( Thu )
グレン・バラードのお仕事第9回
チャイニーズ・ウォール_フィリップ・ベイリー
『チャイニーズ・ウォール/フィリップ・ベイリー Philip Bailey』(1985)

グレン・バラードはクインシー・ジョンズの下で働いていただけあって、
80年代半ばまでは(ややフュージョンよりも含めて)
黒人アーティストへの曲提供が多い。軽くあげてみると

ジョージ・ベンソンポインター・シスターズランディ・クロフォード
ジェームス・イングラム、ブリン“シャンペン”キング、テルマ・ヒューストン
アル・ジャロウ、パティ・オースチン

といった具合だ。しかしながらこれらの曲提供はおもにアルバムに
1曲ということが多く、集める気も中々起きない(ちなみにこれらと一緒に
ポップ・カントリー系への曲提供もあるのだがこれは苦手なジャンルなので
なかなか状況が把握できない)。

そんな中で例外的に数曲提供しているのがアース・ウィンド・アンド・ファイアの
ボーカリスト、フィリップ・ベイリーの2ndソロ・アルバム
『チャイニーズ・ウォール』である。
このアルバムといえばフィル・コリンズとのデュエット、「イージー・ラバー」であり、
いい意味でも悪い意味でも印象に残るのがフィル・コリンズのドラムの音だが、
それがあそこまで露骨なのはこれと「タイム・イズ・ア・ウーマン」
「ウーマン」くらいで、全編に渡ってあの音というわけではない。

提供曲3曲のうちミディアムな「フォー・エヴリー・ハート/
For Every Heart That's Been Broken」はクリフ・マグネスとの共作。
残りはアップテンポの「アイ・ゴー・クレイジー」と
バラードの「愛を見つめて/Show You The Way To Love」。
一番出来がいいのは後者で、緩やかなメロディに
フィリップ・ベイリーが乗り、そこに薄っすらとアリフ・マーディン編曲による
弦とホーンが絡んでゆく。アルバムの中でも印象的な仕上がりだ。
全体的にも「イージー・ラバー」1曲で語るには惜しいアルバム。

『Touch the World』
グレンは本体EW&Fの『Touch the World』(1987)にも
1曲「Here Today and Gone Tomorrow」を提供。
共作はフィッリプ・ベイリーのソロと同じく
Marti Sharron、フィリップ・ベイリーそしてグレン3人。
その2曲の流れを汲んだスローな曲だがやや印象は薄い。

「(タイトル未定)」エミー・ロッサム、デビュー・アルバム2007年発売
21 : 30 : 54 | デビュー・アルバム『Inside Out』 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
<<『幸せのちから』試写会 | ホーム | Emmy Rossum's Favorite Songs vol.2 Annie Lennox>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://emfanjp.blog18.fc2.com/tb.php/275-e4ca7073
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |