『ボビー』試写会
2007 / 02 / 18 ( Sun )
『ボビー/BOBBY』 2007/02/24公開 公式http://www.bobby-movie.net/
BOBBY_DVD
DVD:2007/8/10 発売

海外での評判が良くないで心配していたエミリオ・エステヴェス監督作品。さほど悪い出来ではありませんがうまく料理された群像劇と言うほどでもなかったです。なによりも一年前のオスカーではロバート・アルトマンが名誉賞を受け、『クラッシュ』が作品賞を獲得するなど群像劇はひとつのピークを向かました。さらに本人を当時の映像で映画に組み込むと言う手法も『グッドナイト&グッドラック』で見たばかりで、どうしても二番煎じと言う印象が残ります。ついでに言えばある種のブッシュ批判も民主党が中間選挙で大勝利した後では中途半端に感じされます。監督は2000年の大統領選挙にかなりご不満があるようで、投票方法を揶揄する場面やボビーが不都合な真実を語る場面まであるので、やり過ぎに感じます。

手法は『グッドナイト&グッドラック』と似ているもののボビーの演説をあまり聞く機会がなかったのでこれを聞けたことはよかった思います。内容はあまりにも正論で、混沌としていた時代とは言えアメリカが夢や理想を語ることに抵抗をなかったことに頭がクラクラするくらいです。まだ予備選の段階であり、彼が大統領になったとしても演説のとおりには行かないのでしょう。それでもエステヴェス監督はこの演説から白人とアフリカ系、さらには彼らと自分のルーツであるラテン系との調和と言うこの映画のテーマを導き出したことは間違いありません。

アフリカ系でやや気になったのはニック・キャノンの配役です。『 Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?』と似たような役で、「役別アフリカ系俳優リスト」の一番上にあるような配役にがっかり。アフリカ系で一番よかったのはローレンス・フィッシュバーンによる貫禄のコック長でした。

ラテン系ではフレディ・ロドリゲスです。『夢駆ける馬ドリーマー』『レディ・イン・ザ・ウォーター』『ポセイドン』と最近よく見かける彼ですが、先輩であるエステヴェスからバトンを受け継いだような印象を受けました。

以下、簡単に役者に関して超ベテランの方々は手堅い演技。デミ・ムーアとシャロン・ストーンの頭が重そうな熟女対決はシャロン姐さんの勝ち。デミの現旦那はいい味を出していました。

若手のリンジー・ローハンはキャスティングをした頃はアイドル女優として作品に色を加えることを期待されたのでしょうが、本作公開までに遊びすぎでマスコミに叩かれました。本作での少し疲れた感じが意外にはまっています。恋人役はイライジャ・ウッドですが、ここはもっと古典的な顔のジェームズ・フランコ辺りのほうが良かったのではないでしょうか。

出番は少ないものの『スカイ・ハイ』『ファイナル・デッドコースター』のメアリー・エリザベス・ウィンステッドも印象的でした。同じくお目目パッチリなズーイー・デシャネルとどちらが日本で先に人気が出るでしょうか?彼女の方がやや小悪魔的ですね。『ダイ・ハード』の新作ではジョン・マクレーンの娘役を演じます。

ワッツ暴動やキング牧師暗殺等々、当時の時代背景を予習した方がいい作品かもしれません。

The Guitar Player
誰の演奏によるアンジーだったのでしょうか?

テーマ:☆試写会☆ - ジャンル:映画

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