『アポカリプト』を試写会で観賞
2007 / 06 / 03 ( Sun )
『アポカリプト/APOCALYPTO』
2007/06/09公開 公式http://apocalypto.jp/
アポカリプト _DVD
DVD 2007/11/21発売

最近は私生活での問題が多い(?)メル・ギブソン監督の新作です。全編マヤ語によるセリフで、キャストが地味といわれる『300』をさらに上回る無名の人ばかり。主人公はサッカー・ブラジル代表ロナウジーニョを思わせる(ただし出っ歯ではない)ジャガー・パウ、彼が森に住んで狩猟生活を営んでいるといきなり森は襲われ生贄のために都会に連れて行かれます。待ち受けるのはピラミッドでの儀式、
やがてスペイン人の征服の話まで出てきます。

これらの要素が一つの時代に同時に存在したことがないといった批判も受けているようですが、それはあまり気にすることはありません。要はメル・ギブソンが好きなマヤのトピックを集めただけのことです。オープニングでは「偉大な文明は内部から崩壊する」と言った内容の文章が引用されます。これは大国対小国(都市対地方)という現在の世界情勢を連想させようとしているのかもしれません。

この映画は『300』に負けないくらいにバイオレントな映画で、心臓のえぐり出し、串刺し、首が飛ぶなどのシーンがあるのですが、少し上品な『インディ・ジョーンズ』程度に寸止めがされています。ここはギリギリでエンターテインメント映画にとどめた監督のうまさです。『パッション』のような痛さは避けられています。逆に一番痛みを感じるのは生贄として連行される場面です。棒に数人がつながれて連行されるのですが、中に瀕死の青年がいて崖を通るときなど彼が足を引っ張ることになります。そこ一番見ていて辛かったです。

さて生贄の儀式をなんとか逃れることが出来たジャガー・パウですが、今度は人間狩りの標的にされます。映画の見所はここから。逃げる、跳ねる、飛ぶ。その走る姿のなんと美しいことか!!まさに息をつく暇も与えません。これは最上のサバイバル・アクションで『ランボー』や『プレデター』を思い起こします。それらを見たのは遥かな記憶の彼方なのですが先日見た『ザ・シューター』よりもずっと面白かったとだけ言っておきます。

ジャガー・パウは逃げ切れるのか、最後に力尽きるのか。その結論は映画冒頭の文章に帰るような構成になっていますが、結局は後付けのような印象を受けました。あくまでも監督が最も力を入れた箇所はサバイバル・シーンなのでしょう。

テーマ:☆試写会☆ - ジャンル:映画

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