『キングダム/見えざる敵』を試写会で観賞
2007 / 09 / 25 ( Tue )
『キングダム/見えざる敵/THE KINGDOM』
2007/10/13公開 公式http://www.kingdom-movie.jp/
パキングダム/見えざる敵_DVD
DVD:2008/04/10発売

監督のピーター・バーグよりも、製作のマイケル・マンの名前が大きいチラシを見て、「スピルバーグじゃあるまいし、マイケル・マン製作にどれほどの集客力があるのだろうか?」と思うのですが、実際にビリー・ボブ・ソーントンがコーチのアメフト映画『プライド 栄光への絆』、ザ・ロック主演のアドベンチャー映画『ランダウン ロッキング・ザ・アマゾン』の二本は知っていても、見ていませんでした。調べるとピーター・バーグは俳優もしていてジェイミー・フォックスとは『コラテラル』(監督はマイケル・マン)で、ジェニファー・ガーナーとは『エイリアス』で顔をあわせているようです(本作にも出演)。

さて本作を簡単に説明すれば、サウジアラビアで発生したアメリカ人を標的にした自爆テロに対してFBIの精鋭部隊4人が現地に乗り込み、事件を解決しようとする話ですが(何をもって「解決」となるのかも問題です)、FBIと言ってもサウジでは単なるお客さんなので初めのうちは体育館に閉じ込められてなにもさせてもらえません。それでもジェイミー・フォックスが機転を利かせて捜査が出来るようにって手がかりをつかみますが、捜索の結果は中途半端に終わります。しかし最後にははカー・アクションと大銃撃戦が起こります。

この終盤のカー・アクションから銃撃戦が映画最大の見せ場です。臨場感のある映像で不安感を煽り、かなりドキドキさせられます。さすがにクリス・クーパーはあまり参加しませんが、ジェニファー・ガーナーは法医学調査官でもFBIだけあってちゃんと銃を扱います。もちろんこれは彼女がアクションをこなせる女優であるというのも大きいでしょう。また初めにこの4人が集まったときには「このメンバーの中に女性を入れるの?」と思ってしまい、実際にイスラム社会での扱いも良くないのですが、それによってアメリカとサウジの違いを表す手段としてはよく出来ていると思います。彼女が見せるチャーミングな一面もシリアスな物語に一瞬のユーモアを与えています。

そして派手な銃撃戦を荒唐無稽にしないためにもテロの後ろにあるものの存在やメンタリティーを描いている点は評価できます。ただ完全な社会派というほどではありません、それでいて春に見た『ブラッド・ダイヤモンド』 ほどエンターテインメントしているわけではありません(ちなみに個人的にはエドワード・ズウィックもマイケル・マンも社会派と言われる作品を撮っていながら、何かが少し足りなくて真の社会派映画になっていないと感じることが多いです)。その辺りもっと焦点を絞れたらさらに良くなっていたはずですが、一見の価値はあります。なにより最後の「あるセリフ」の使い方にはやるせなさを感じるはずです。

テーマ:☆試写会☆ - ジャンル:映画

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キングダム/見えざる敵 2007/09/16~10/16
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[2007/10/17 08:04] 最新キーワードの情報収集・動画ブログ 第二倉庫 ドラマ・映画・TVとラジオ番組
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