『ブレイブ ワン』を試写会で観賞
2007 / 10 / 22 ( Mon )
『ブレイブ ワン/The Brave One』
2007/10/27公開 公式http://wwws.warnerbros.co.jp/thebraveone/
ブレイブ ワン_DVD
DVD:2008/03/07発売

『ハンニバル』のクラリス役を断って以来『パニック・ルーム』『フライトプラン』と強い女性
(母親)を演じることが多くなったジョディ・フォスターですが、彼女の新作はその路線の
集大成かもしれません(個人的には『ロング・エンゲージメント』『インサイド・マン』など
主役に回らない映画も印象に残っています)。

ニューヨークに住むラジオ番組DJエリカ・ベイン(ジョディ・フォスター)は婚約者と一緒に
散歩しているときに暴漢に襲われ、そのことをきっかけに銃を手にして復讐をするように
なります。まずは暴行と次に来る場面が辛いです。ホラー以外映画としては『パンズ・
ラビリンス』よりも痛いでしょう。理由は文字通り生と死を描いているからです。

退院後も心的外傷後ストレス障害で苦しむエリカに追い討ちをかけるのが警察の対応の
悪さで、彼女は(許可書がすぐには発行されないため)違法に銃を入手し、やがて
強盗事件に遭遇し犯人を射殺します。ところが銃が違法なので彼女はその場から
逃げてしまい、ここから復讐劇が始まり、マスコミにも騒がれるようになります。
この事件を担当する刑事マーサー(テレンス・ハワード)は被害者としての彼女に
接触し親しくなります。この映画のポイントはこの刑事でしょう。彼は切れ者なのか
ダメ刑事よく分かりませんが、最後に取る行動がこの映画の評価の判断基準になります。

映画としてみた場合に主演者の演技や監督の演出は一流であまり文句はありませんが、
やはり話は簡単に共感できるものではないので後味は悪くなります。確かにエリカは
行き過ぎたわけで、彼女自身がどこかでとどまるか(合法的に銃を入手できるまで
我慢する)、他人が彼女に手を差し伸べてやれば(警察がもっと親身になって彼女の
事件を取り扱う)、暴走しなくてすんだでしょう。彼女や彼が下した結論はともかく
彼女が心の傷をどう癒して行くかという視点で考えると興味深い一本ではないでしょうか。

二回かかるのはサラ・マクラクランの「アンサー」


小さい音ながらも、これはドクター・ジョンだよなあと思った曲のはGris-Gris Gumbo Ya Yaでした。

テーマ:☆試写会☆ - ジャンル:映画

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