『ディスタービア』試写会
2007 / 11 / 05 ( Mon )
『ディスタービア/Disturbia』
2007/11/10公開 http://www.disturbia.jp/

ディスタービア_DVD
DVD:2008/04/25発売
『トランスフォーマー』のシャイア・ラブーフ一つ前の映画で、それまで『アイ,ロボット』『コンスタンティン』とアメコミで言うところのサイドキック的な役が多かった彼が、本人の性格はほぼそのままにして新たな舎弟を従えて活躍(?)します。

暴行事件により自宅軟禁処分となった主人公ケールがやることがないので「覗き」をはじめたら、殺人事件らしきものを目撃したという現代版『裏窓』です。暴行事件から謹慎まではあっさりと描かれ、不自由な生活がすぐに始まります。母親がすぐアカウントを止めて、ケールのコンピューターでの遊びは制限されます。見事なまでにぼんぼんです。そしてやることがないので「覗き」を始めます。そこに偶然隣に美少女が引っ越してきて、彼女は彼女でプールで時間を潰します。これなどはさすがに西海岸(少なくてもロケ地はそうです)。その美少女役のサラ・ローマーは『呪怨 パンデミック』にも出ていたと言うのできわどいショットを見せてくれていた東京のインターナショナル・スクールの娘かなと思ったら、少し体型が違っていたので調べたらシカゴの姉の方でした。そして映画の展開としてはこの二人は当然親しくなるのですが、「覗きをしていた男の子と親しくなるの?」と感じる人もいるでしょう。たしかにうそ臭いですがそこはシャイア・ラブーフのキャラクターがギリギリのところで救っています。

ただ事件にかかわるようになってからはつまらなくなります。最新機器を屈指した調査は枝葉であって、幹の部分は弱いのです。とくに家から出られないケールに代わって行動する友だちについての書き込みが薄いので、彼がケールのために危険なことをするというのに説得力が生まれません。さらに隣人の謎に関してもひねりがあまりなく物足りなさを感じます。ケールも後半わけもなくたくましいですし、その辺はかなりご都合主義なのでストーリーよりは雰囲気を楽しむべき一本でしょう。

タイトルにはsuburbia(郊外)が含まれているわけですが、退屈な郊外というのは体験できます。そういえばキャリー=アン・モスは郊外ゾンビ物(?)『ゾンビーノ』にも母親役で出演していました。今最も郊外が似合う女優と言うことでしょうか。

(おまけ)実はこの映画を見た前後に映画『ゾディアック』の原作本(ジェイク・ギレンホールが演じたロバート・グレイスミス氏著)を読んでいたのがあまり怖く感じなかった一因かもしれません。こちらはノンフィクションなのに本当に怖かったです。グレイスミス氏にも感服。

テーマ:☆試写会☆ - ジャンル:映画

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