Emmy Rossum's Favorite Songs vol.6 SINEAD O'CONNOR
2007 / 12 / 21 ( Fri )
エミー・ロッサムのお気に入り第6回「SINEAD O'CONNOR」


『I Do Not Want What I Haven't Got/蒼い囁き』(1990)

『Interview』誌2007年11月号でエミー・ロッサムにインタビューしている
SINEAD 'CONNOR(今回の日本語表記はシネイドにするが、シンニードと
書かれることも多い)は1966年12月8日、アイルランドのダブリン生まれ。
In Tua Nuaというバンドでデビュー後にエンサイン/クリサリスとソロ契約を
交わし87年にデビュー・アルバム『The Lion and the Cobra/
ライオン・アンド・ザ・コブラ』を発表、同時期に子供を出産している。
ジャケットのスキンヘッドが目を引くが、オリジナルはさらにこの姿で
シャウトする彼女の写真が使われていた。これからも想像できるように
歌唱法はパンク/ニューウェーブを通過したエキセントリックな高音での
シャウトと低い声でじっくり歌うパートが同じ曲の中でも使われるという
ものだった。そして彼女の「引き」がうまく使われたのがセカンド・アルバム
『I Do Not Want What I Haven't Got/蒼い囁き』(1990)からのヒット曲
「Nothing Compares 2 U/愛の哀しみ」である。プリンスが舎弟グループ
The Familyに書いた曲を取り上げて全米1位のヒットとなった。これには
当時のイギリス・ダンス・サウンドを象徴するSoul II Soul(屋敷豪太/
Gotaを含む)が参加し、とくにストリングが効いている。

この後に発表したアルバムは
『Am I Not Your Girl?/ 永遠の詩集(シンニード・シングス・スタンダード)』(1992)
『Universal Mother/ユルヴァーサル・マザー』(1994)
『Faith and Courage/生きる力』(2000)
『Sean-Nós Nua/永遠(とわ)の魂(うた)~シャン・ノース・ヌア』(2002)
『Throw Down Your Arms/スロウ・ダウン・ユア・アームズ』(2005)
『セオロジー/Theology』(2007)
他にライブや編集盤がある。


『Faith and Courage/生きる力』(2000)

何度か引退発言をし、一時期は音楽以外の言動で世間を騒がせたが、
それについては割愛する。しかしその発言の中にいくつかは頑なな
考え方であり、それらはシネイドの音楽を重くし、やや聞きにくいものに
していたことは否定できない。そんな中で注目したいのが2000年の
『生きる力』だ。ここでの彼女の歌はいい意味で角が取れ聞きやすい。
デイヴ・スチュワートが参加しているから言うわけではないがいい時期の
ユーリズミックスのようだ。「ノー・マンズ・ウーマン」(蛇足ながら
メリッサ・エスリッジ「Message To Myself」がこの曲に似ている)や
「ダディ・アイム・ファイン」などはかつての彼女なら激しく歌っていただろう。
アイリッシュ・トラッドとレゲエのカバー集を出すことになる彼女にとって
この二つは音楽を支える日本の柱であることはここでも変わらない
(ちなみにアイリッシュ・トラッド・プラス・レゲエというのはシャロン・シャノン
1994年のアルバム『アウト・ザ・ギャップ』で試みている)。
それに加えてフージーズのワイクリフ・ジョンやシェイクスピア等
黒人音楽の精鋭たちの仕事もアルバムに幅を与えている。

テーマ:女性アーティスト - ジャンル:音楽

21 : 33 : 49 | デビュー・アルバム『Inside Out』 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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