Emmy Rossum's Favorite Songs vol.8 Sigur Ros
2008 / 06 / 24 ( Tue )
エミー・ロッサムのお気に入り第8回「シガー・ロス」

Sigur Ros ()
『()』(2002)

アイスランドで最もよく知られたバンドとなったシガー・ロスは1994年に首都レイキャヴィクで、ヨンシー・バーギッソン(ボーカル、ギター)、ゲオルグ・ホルム(ベース)、アガースト(ドラム)で結成。バンド名は勝利の薔薇の意味でヨンシーの妹の名前から取られた。アルバム・デビューは『ヴォン/Von』(1997)、翌年の1998年にはリミックス・アルバムの『リサイクル・ボトル/Von Brigoi (Recycle Bin) 』を発表。新たにキャータン・スヴィーンソン(キーボード)をメンバーに迎えて作られた『アゲイティス・ビリュン/Agaetis Byrjun』(1999)が国外でも評判となり日本でビューも果たした。この頃にはキャメロン・クロウ監督『バニラ・スカイ』に楽曲を提供するなど幅広い活躍を見せる。ドラマーがオーリー・レイソンに交代して発表された『()』(2002)は国際的にもさらに高い評価を受けた。その後『Takk...』(2005)、未発表曲とアコースティック・ヴァージョンからなる2枚組『クヴァルフ / ヘイム~ 消えた都/Hvarf/Heim』(2007)を経て、今年2008年には新作『残響/Med Sud I Eyrum Vid Spilum Endalaust』を発表。

多くの映画にも使用される彼らの音楽はとても想像力をかき立てるものである。デビュー・アルバム『ヴォン』の1曲目などはホラー映画のBGMを思わせる、少しもったいぶった感じもするが不安を煽るような音が鳴り、さらにそこにそこにノイズが絡むといった具合だ。しかし典型的なシガー・ロスと言ったら2曲目のような曲だろう。リズムはあまり強調されず、ゆったりとした音像にギターや他の楽器の音が重なる。それをアンビエントと読んでも差し支えない。その一方でベースが一定のリズムを刻み、他の楽器がそれに絡む「オルセン・オルセン」(『アゲイティス・ビリュン』)のような曲や「ヌイ・バッテリー」(『アゲイティス・ビリュン』)のようにややロックっぽい混沌とした曲もある。またクラシカルなアレンジを取り入れた一連の曲(「オルセン・オルセン」の中間部などは曇り空から急に光が差すような風景を連想させる)も特徴の一つにあげておきたい。さらに「ホッピポッラ」(『Takk… 』)などは、クラシカルとも少し違った高揚感を持つ曲である。

なお、ヨンシーがチェロの弓を使って得られるサウンドも特徴の一つで、上に挙げた様々な音がこれによって奏でられているが、文中では「この曲のこの部分」とは指定していない。

* エミー・ロッサムがコンサートを見たときのブログ
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