『カンフー・パンダ』を試写会で観賞
2008 / 07 / 11 ( Fri )
カンフー・パンダ/Kung Fu Panda
2008/07/26公開 公式:http://www.kf-panda.jp/

カンフー・パンダ
DVD 2008/12/05発売
『ホートン』のときにも触れましたが、ドリームワークス・アニメが日本で弱いのはキャラクター・デザインと大人向け過ぎるストーリーにあると思うのですが、この『カンフー・パンダ』は少し違います。ポーというデブのパンダがジャック・ブラックと言うはまりすぎのキャスティングからしていつもの路線のようですが、ブラックとアンジェリーナ・ジョリーが参加した『シャーク・テイル』と比べるとその違いがよく分かります。不必要な擬人化やボイス・キャストを意識したデザインはありません。どう見てもかわいくない『マダガスカル』と比べれば随分ましです(とは言え谷の住民はこれまでのドリームワークスっぽいデザイン)。例えばジャッキー・チェン(サル)の参加などはカンフーのアニメと言うことでは必然性がありますが、あの猿がジャッキーである必然性はありません。またアンジェリーナ・ジョリー(トラ)やルーシー・リュー(ヘビ)が担当するキャラクターが雌である必然性についても同じです。

登場するキャラクターはポーの師匠にレッサーパンダ、そのまた師匠に亀。師匠の愛弟子たちマスター・ファイブ(英語ではThe Furious Five)はツル、トラ、サル、カマキリ、ヘビ。敵となるのはユキヒョウ、ポーの父親はガチョウ。ユキヒョウは監獄に閉じ込められていて、師匠とは因縁があります。ここで気付く方も多いでしょうが、枠組みは『スター・ウォーズ』です。つまりユキヒョウがダース・ベイダー、師匠がオビワン、大師匠がヨーダで、ポーがルークになります。単なるカンフー・オタク・パンダがいきなり伝説の戦士に指名されるところはよく似ています。ポーも自分の運命を知ってから修行を開始するわけですが、そこに極意も秘伝もないというのがこの映画の大きな柱です(これはなりたい自分になるんだと言う『レミーのおいしいレストラン』とも共通します)。ここで重要なのは『スター・ウォーズ』のルークが血筋を見込まれて戦士になったのとは違い、この映画のポーは本当にただのデブ・パンダである点です。ここは現代的と言えるのではないでしょうか。

アクションではユキヒョウのタイ・ランが脱獄するシーンが圧倒です。ジャッキーはこちらの担当のほうがよかった気もしますが、さすがに悪役にはしません。スター・ファイブのアクションはどちらかと言うと演舞のよう。ラスト・バトルは想像の範囲内でした。

声の出演は師匠にダスティン・ホフマン、タイ・ランにイアン・マクシェーン。そして『ホートン』に続いて登場のセス・ローゲン、ダン・フォグラーの二人。また日本公開が近い『テネイシャスD 運命のピックをさがせ!』からは相棒のカイル・ガスもショウ・ブラザースのパロディで登場しています(もちろん、そんなことは家で調べないと分かりません)。

一部2Dアニメになるところ(ここが中国っぽい)も面白いですし、ドリームワークス・アニメとしては近年でベストではないでしょうか、同社に興味がなかった人にもぜひ見てほしい一本です(でも『マダガスカル』の続編予告を見ると少し心配になります)。

テーマ:☆試写会☆ - ジャンル:映画

00 : 35 : 47 | 試写会 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
<<HP修正とリンク追加 | ホーム | 「ジャンプ」の『ドラゴンボール』情報まとめ>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://emfanjp.blog18.fc2.com/tb.php/487-de98a133
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |