サンバスンダ 渋谷O-EAST
2008 / 08 / 24 ( Sun )
サンバスンダ来日公演 http://www.conversation.co.jp/schedule/sambasunda/

サンバスンダに関してはこちらで触れたが、このところライブ情報には疎かったので直前までこの初来日のことを知らなかった。サンバスンダはインドネシア・スンダ地方のガムラン「ドゥグン」とアンクルン(竹)、カチャピ(琴)、スリン(竹笛)などを配したサウンドが特徴。大所帯ということもあり、来るなら夏のフェスティバルとは言わないとしても、複数のアーティストが出る形式のコンサートだと勝手に思っていた。そんなことを思っているうちに彼らはアジア音楽に疎いはずのヨーロッパでもコンサートやっているわけで、日本が一番遅れてしまった。

サンバスンダに関してはだいたいのアルバムを聞いてきた。チラシのサラーム海上氏はアルバム毎にやっていることが違うのでCDを聞いても本当の姿が見えてこないと書いていたが(ライブ映像を見て彼らのやりたいことが分かったとしている)、個人的には逆で彼らが優れている点は揺るぎない基本があるの上で、リーダであるイスメット・ルヒマットによってきちんとしたテーマのあるアルバム作りが出来る点だと思っている。中でもYadi Cahyadiのねちっこいヴァイオリンの音に引かれる。

最近はますます曲名を憶えなくなったので正確なことは言えないが『ラワナの涙』からは大半の曲はやったと思う。ステージは中央に打楽器が陣取り、両端に琴、ヴァイオリンと笛という配置なのだが、始まるとこの三つの楽器の音かなり打楽器に負けていた。こちらの脳内で補正をかけたのであまり気にならなかったとは言え、これはやや残念だった。何曲かで女性歌手(顔もスタイルもお美しい!)が出てきたときの歌も小さかった。これらの楽器を味わうのはもう少し少ない編成の方がいいということか。打楽器のみのときの音の締まり具合を聞きながらそう思ったりもした。参考映像

この日は前半分がパイプ椅子で後ろがカフェテーブルと立ち見となっていたが、パイプ椅子だとノリが悪くなるので立ち見の方がよかったかもしれない(最後にメンバー舞台から下りてダンスに誘うと言う場面もあったりした)。また2部には日本人演奏家が出てきたときに思ったのだが、日本人司会者がいても良かったのではないか、また日本向けという点では最後の方に日本の曲あるいは洋楽の有名曲のサンバスンダ・バージョンなどを用意しておくのも効果的だったはずだ。

なかなか楽しかったのでまた来てほしい。またマダガスカルのタリカ(Tarika)の「ソウル・マカッサル(Soul Makassar)」のようにメンバーがゲスト参加したアルバムも聞きたい(実は手元にあるCDには詳しいクレジットがないが参加しているのは間違いない)。最後に簡単なアルバム紹介。

『バンブー・ガムラン・ドゥグン』とりあえずは1枚目。『サルサ&サルセ』 文字通りサルサに挑戦の異色作にして充実作。『ソ・ラ・リ』サバ・ハバス・ムスタファ&ジュガラ・オールスターズ。サンバスンダの主要メンバーが参加しているサバ・ハバス・ムスタファ・インドネシア音楽挑戦アルバムの3枚目。何人かはサバ・ハバスのセカンド『Jalan Kopo』にも参加している。成熟度ではサードとは比べ物にならないが、これはこれで興味深いのでお勧めしたい。
  

テーマ:LIVE、イベント - ジャンル:音楽

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