『マンマ・ミーア!』を試写会で観賞
2008 / 10 / 09 ( Thu )
マンマ・ミーア!/Mamma Mia!
2009/01/30公開 http://www.mamma-mia-movie.jp/
マンマ・ミーア! [DVD]
DVD 2009/06/24発売

2009年1月30日公開のこの作品ですが、今回eigafan.comのプレゼントに当選しマスコミ完成披露試写会に行ってまいりました。プレスシートもいただき、画像も指定されたものを使っています。コンも映画はアバの楽曲を使ったミュージカルの映画化です。アバに関しては同時代での体験はありませんが、ベスト・アルバムやリバイバル・ヒット、そして何曲ものカバー曲(映画から流れてくることも多い)で多少は親しんできました。アバの音楽性は究極のポップス(そんなものがあるかどうかは別にして『ペット・サウンズ』、スティーリー・ダンやXTCのどれかのアルバムを想定しています)とは違いある種のダサさを伴いながら、結果として親しみやすさがあるととらえています。例えばディスコ・ナンバーに思えるような曲にもいいメロディやフレーズがあったりするという具合です。

キャストはギリシアでホテルを営む母娘ドナとソフィアにメリル・ストリープとアマンダ・セイフライド。『ミーン・ガールズ』を見たばかりなのであちらでおバカキャラを演じていたセイフライドが結婚間近の元気な娘を演じていて驚かされます。彼女のギョロっとした目が魚を連想して海によく映え(同じ系統のクリスティーナ・リッチが陰なら彼女は陽という印象を受けます)、水着姿から花嫁衣裳まで披露して楽しませてくれます。歌も思ったよりうまくてびっくり。メリル・ストリープはホテル経営が厳しいと言う設定なので少々疲れた姿からスタートして、結婚式に向けて生き生きとした表情になるのにも注目です。歌は基本的には問題ありません。そしてドナのかつての恋人でソフィアの父親候補は、歌はちょっと難アリでも自分の役回りはよく心得ているピアース・ブロスナンがニューヨークの建築家サム、歌声までいい人のコリン・ファースがロンドンの銀行マンのハリー、アバならやはりスウェーデン人がいなくちゃのステラン・スカルスガルドが冒険家のビルとなっています。ドナの旧友を演じるジュリー・ウォルターズとクリスティーン・バランスキーも弾けた演技を見せています。

スタッフは舞台に係わった人間が多いのですが、舞台の映画化に陥りがちな窮屈で広がりがない画にはならなかったのは舞台をホテルではなく島にしたことでしょう。島全体を有効的に使っているとは思いませんが、移動の場面も多く飽きさせません。おなじみの白い色と青い海の対比は何度見てもいいものです。「ダンシング・クイーン」の群舞はやはり見ていて少し恥ずかしいのですが、これもアバらしさのひとつかも?ダンスがきっちり合っていないのもいいと思います。プレスシートによるとボーカルのレコーディングは2種類。規模の大きなダンス曲はあらかじめ録音したボーカル・トラックに合わせて演技、パーソナルな曲ではガイド用のボーカル・トラックに合わせてライブ・レコーディングというのが基本となっているようです。聞いているとなんとなく分かります。

以下気に入った曲と場面
「アワ・ラスト・サマー」ヨット上でのソフィーと男3人の掛け合いが良いです
「ヴーレ・ヴー」曲自体が好きなので一連のパーティー・ソングでは一番。ただし群集シーンとしてはもう一工夫必要
「エス・オー・エス」ピアース・ブロスナンの歌は確かに怪しいですが、この1曲ならOK(つまりもう1曲あるってことです)
「スリッピング・スルー・マイ・フィンガーズ」ドナがソフィーの花嫁衣裳を準備する場面。これは曲の良さもさることながら、髪を撫でるシーンがお気に入りです
「ザ・ウィナー」メリル・ストリープ様最大の見せ場、ここは貫禄で押し切ります

同じく舞台からの映画化という『ヘアスプレー』を思い出しますが、『ヘアスプレー』はスタジオで歌うシーンも多く歌への移行はスムーズで、キャストは新人、若手、中堅、ベテランとバランスが取れていました。それに対して『マンマ・ミーア!』は新人、若手、中堅がほぼ抜けていてソフィアのお相手スカイ(ドミニク・クーパー)も少し地味目です。他にはクリスティーン・バランスキーがちょっかいを出す子くらいなので確かに物足りないのですが、むしろそういった要素をばっさり切ったと見るべきなのかもしれません。また曲に関して言えば『ヘアスプレー』はオールディーズのパロディにならざるを得ないのと比較すると『マンマ・ミーア!』はオリジナルなのでその分訴求力があると思います。

さて、最後に映画とは直接関係ないのですが当ブログの主旨に戻って無駄話を少々
(BGMはアルバム『Inside Out』から「Anymore」で)
以前に「Emmy Rossum、"Mamma Mia!" Sophie役の候補だった?」という記事でソフィア役の候補にアマンダ・バインズ、マンディー・ムーア、エミー・ロッサムがいたという記事を紹介しましたが(IMDbにはレイチェル・マクアダムスの名前も)、そのときはアルバムのレコーディングがあるので受ける可能性は低いと書きました。でも実際に見てみると親がいないとか、いても問題があるという役には食傷気味です。しかもこの映画の場合、父親は事情はともあれ娘が産まれる前に母親と別れ、候補に銀行マンがいます。こんな自分の境遇に近い役を受ける可能性は本当に低いと思いました。それでもギリシアの青い空の下で水着姿や活発に動き回る姿が見たかっただろ?と聞かれればイエスと答えます、ハイ。またメリル・ストリープと共演できなかったのは残念です。エミー・ロッサムがいつか彼女かスーザン・サランドンと共演して女優として鍛えてほしいと思います(後者の方が確率は高そうです)。

テーマ:☆試写会☆ - ジャンル:映画

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[2008/10/11 19:03] ?
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[2008/10/28 10:39] ?κ??
『マンマ・ミーア!』
(原題:Mamma Mia!) 「なるほど、そういう映画だったんだ。 なるほどね」 ----ニャに、そんなに感心してるの? 「いや、その昔好きだった ABBAの曲を全編に散りばめたミュージカルが 向こうのステージでヒットしていると、 しかもそれが娘の結婚をめぐる話だと聞いては...
[2009/02/07 10:48] ラムの大通り
『 マンマ・ミーア!』
□作品オフィシャルサイト 「マンマ・ミーア!」□監督 フィリダ・ロイド □脚本 キャサリン・ジョンソン □製作総指揮 トム・ハンクス、リタ・ウィルソン、マーク・ハッファム □キャスト メリル・ストリープ、アマンダ・セイフライド、ピアース・ブロスナン、コリ
[2009/02/13 08:11] 京の昼寝~♪
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