『彼女の名はサビーヌ』を試写会で観賞
2009 / 02 / 12 ( Thu )
彼女の名はサビーヌ/Elle s'appelle Sabine
2009/02/14公開 公式:http://www.uplink.co.jp/sabine/

彼女の名はサビーヌ [DVD])
DVD 2009/12/04発売

フランス人女優サンドリーヌ・ボネールが自閉症の妹サビーヌを綴ったドキュメンタリーです。少女時代のサビーヌはやや目元が不安定な気もしますがかわいいと言っても差し支えありません。ビデオで撮った映像が残っていて、家族旅行でニューヨークに行ったときや海に行ったときの彼女の笑顔やピアノを弾いて見せる姿が印象に残ります。しかし今の彼女にはそんなかつての面影はありません。それは28歳のときに入院した精神病院に問題があったようです。この映画はその病院を強い調子で糾弾したりはしていません。彼女が現在いる施設の仲間の親が子供の薬を間違えて飲んでしまった時、その薬が強力でしばらく何も出来なかったことを語る場面がありますが、これによってサビーヌが精神病院にいるときの薬が、それらよりも強力なものであったと想像できます。

サビーヌがどうして28歳で入院したかというと、フランスでは成人になった彼女を受け入れる適切な施設がなかったようです。それに加えて兄の死と母親との二人暮しが悪い方に作用したようですが、母親は出てきません。またどうして5年という入院期間になったのか、退院はどのようにさせたのか等々、精神病院とのやりとりも出てこないのも、ややずるいような気もしますが、監督が考え抜いた結果がこれなのだとしたらそれはそれで仕方ないでしょう。

自閉症にどう取り組むかは政府の問題も大きいわけで、日本とフランスの事情は違うのだろうと思いますが、この辺は勉強不足なのであえて深入りしません。この映画の中で今のサビーヌの姿は見ていて辛くなる場面も多々あります。それでもピアノを弾く姿に(ビデオに写っていた)昔の姿を見出すことはできますし、姉が持ち込んだDVDでかつての自分の姿を見て泣く様子に人間の底知れぬ力を見たような気もするのです。その意味ではこれを見られて良かったと思いました。

テーマ:☆試写会☆ - ジャンル:映画

22 : 26 : 16 | 試写会 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
<<エミー・ファン!更新と雑誌情報他 | ホーム | エミー・ファン・ブログ2009年1月のニュース>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://emfanjp.blog18.fc2.com/tb.php/569-1711bb2b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |