『エクリプス/トワイライト・サーガ』試写会。 『エクスペンダブルズ』と比べると監督の持ち味の出し方が悪いのが惜しい
2010 / 10 / 30 ( Sat )
エクリプス/トワイライト・サーガ / Eclipse
2010/11/06公開 公式HP:http://www.the-twilight-saga.jp/eclipse/
エクリプス/トワイライト・サーガ スタンダード・エディション [DVD]
DVD:2011/03/18発売
1作目 2作目

『トワイライト』シリーズといえば1作目の監督が「この人にかかればマリア様も悩める若者」のキャサリン・ハードウィック、予算の関係で一部の映像がチープでしたが、彼女の個性がよく出ていたと思います。監督は2作目でクリス・ワイツに交代して、とくに監督の思い入れを感じられずに中途半端な作品になってしまいました。開き直ってヒロインが男二人に囲まれて「私のためにケンカしないで!」というギャグ路線に行くというのは新機軸でした。

この3作目の監督はデヴィッド・スレイド、『ハード キャンディ』と『30デイズ・ナイト』という注目すべき作品を撮ってきた人です。オープニングでは吸血鬼が新たな吸血鬼を増やすという場面があり(吸血鬼になったばかりが強いという設定、字幕ではたしか新生者だったと思います)、ここはストレートなホラー表現になっていています。また後半にある吸血シーンはゾンビのようであり、この二つに関しては監督の個性を感じるのですがそれ以外はふつうです。ただ他2作と比べると監督の演出力は上に感じられるのですんなりと見ることができます。しかしそうなるとお花畑シーンに代表されるような原作小説や脚本が持っていた甘ったるさや内容の薄さが露呈してしまいます。キャサリン・ハードウィック監督が原作から自分の興味がある部分を抽出し再構成したのと比べると、デヴィッド・スレイドは優れたの演出力を持ちながら映画の核になるものを設定せずに撮ってしまったようです。登場人物たちが何を恐れているのかがもうひとつ伝って来ません、ヒロインを利用して敵を誘き寄せるのか守るのかも分かりづらくなっています。

ブライス・ダラス・ハワードに変わった敵役は、新生者たちを密かに操ろうとするのですが、その分出番が少ないので可も不可もなし。アカデミー賞ノミネート女優になったアナ・ケンドリックは俳優として見ると出番は少ないのですが、役柄の卒業生としてはおいしい役回りになっています。新生者に見かけた顔がいると思ったらジョデル・フェルランドでした。デヴィッド・スレイドがブレット・ラトナーのように「パート3」監督にならないように祈ります。

テーマ:☆試写会☆ - ジャンル:映画

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