『Dejarte de Amar』(2010) / Camila。メキシコ産歌謡ロックのセカンド・アルバム
2010 / 11 / 11 ( Thu )
Dejarte De Amar by Camila
『Dejarte de Amar』(2010) / Camila

ラテン・ポップのチャンネルを聞いて、ビルボードのラテン・チャートをチェックすると2010年はこのCamilaの活躍が目立つ。このアルバムはこのメキシコの3人組の『Todo Cambio』(2007)に続くセカンド。音楽性を一言で言えば歌謡ロックだ。しかしどの曲もメロディが強力で日本人好み、というよりクサいメロディと言ってもいい。そこが好みを別ける点でもあるがピアノやアコースティック・ギターが中心にあるせいか大味ではないのがいい。

メンバーはギターのPablo、ボーカル・キーボードのMario Domm、ボーカルのSamoの3人。曲のクレジットを見ると音楽の中心はMario Domm。2人のボーカルは比較的似ていて絶妙のハーモニーというよりは、声が重なったときの相性がいい。どちらも中性的な声質だがSamoの方がより女性的だ。

YoutubeにCamilaチャンネルがあったので、どちらがどのパートを歌っているのか見ようとしたのだが、コンテンツによっては弾かれた。基準は分からないがアジアという大きな地域が対象なのか、日本だからなのかは分からない。国内盤を発売していない国はだめなのだろうか、それでも見る方法はないわけではないのでかまわない。ついでにライブの様子を伺おうとしたら観客の歓声が大き過ぎて2人の歌声なんか聞こえない(笑)。でもスタジオ・ライブが何本かあるので見ることができた。アコースティック・ギターによる伴奏がCamilaの歌心がどこにあるかよく伝えている。

曲の多くははMario Dommのピアノから始まり彼の歌へと続き、次第Samoの歌と絡むパターンで、シングルになっている1.「Mientes」がその典型だ。2.「Entre Tus Alas」、3.「Besame」イントロでPabloのギターが聞かれる曲、アコースティック・ギターで始まる「Entre Tus Alas」がとくにいい。

ロックよりの曲なら4.「Maya」、5.「Dejarte de Amar」。 彼らにしては珍しくリズム隊がロックっぽくものの上に乗っているのはいつもと同じな「Dejarte de Amar」よりはオープニングからギターが飛ばし軽快な曲調の「Maya」の方ががCamila風ポップ・ロックとして楽しめる。軽快といえば7.「Me Voy」はメンバー以外の曲だがギターがじゃらんじゃんとかき鳴らされる爽やかな曲だ。

タイトル曲の6. 「Ale'jate de Mi」「Mientes」と同じ傾向。8. 「Nada」ではエレクトリック・ギターが緩やかな音を出し、女性コーラスも決まった9. 「?De Que Me Sirve La Vida?」は唯一のSamoの曲。11. 「De Mi」はオーケストラをフィーチャーし、ギターもクラシック風な音。ストリングス指揮はSuzie Katayama。ちなみにAmazon.jpで900円程度で買えた。ファースト(買ったのはDVD付き)と一緒に買ったのでさらに値引きで1600円台で買えた。
,
(2010年11月12日追記)現地時間11日に発表されたラテン・グラミーでAlbum of the Year, Record of the Year, Song of the Yearにノミネートされていましたが見事にRecord of the Year, Song of the Yearの2部門を受賞。他にBest Pop Vocal Album, Duo or Group部門を受賞しました。

テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

01 : 28 : 31 | 音楽 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
<<エミー・ファン!ブログ 2010年11月の告知と情報 | ホーム | 『エクリプス/トワイライト・サーガ』試写会。 『エクスペンダブルズ』と比べると監督の持ち味の出し方が悪いのが惜しい>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://emfanjp.blog18.fc2.com/tb.php/751-adcd9c45
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |