『バーレスク』。 『キック・アス』と比べるとキャラクター設定が弱い
2010 / 12 / 15 ( Wed )
バーレスク / Burlesque
2010/12/18公開 公式HP:http://www.burlesque.jp/
バーレスク [Blu-ray]
Blu-ray: 2011/04/27発売
クリスティーナ・アギレラと言えばブリトニー・スピアーズとグラミーの新人賞を争い獲得した人で、アイドル性のブリトニーに対して実力のアギレラと言ったら褒めすぎでしょうか。デビューから10年以上経ってふたりとも雰囲気はかなり変わっています。それでもいくらかは昔の面影を残すブリトニーと対して、すっかり別人状態なのがアギレラです(と言ってもセカンドのアルバム・ジャケットの時点でかなり変わっていて、そこからの変化は少ないかもしれません)。アルバムではセカンド『ストリップト』、曲で言えば「ビューティフル」が代表作。

さてそんなクリスティーナ・アギレラが出演した映画はミュージカル、バーレスク・クラブが舞台で経営者を演じるのはシェールです。こちらは過去の姿を保とうとして化粧は濃く、表情は固まってしまった人。このふたりが並ぶと少し怖いです。日本に来たアギレラとクリステン・ベルを比べると、アギレラの金髪がとても不自然に感じてしまいます。ちなみにベルは映画では黒髪です。と言うことで舞台に立つアギレラ演じるアリは人形と言うよりちょうど最新アルバム・ジャケットと同じくサイボーグの様です。彼女自身の演出としてはそういう要素を逆手に取った部分もあるのでしょうが、映画で一番かわいいのは舞台上ではなく、歩きながら振り付けの練習をするところでした。

それでは肝心の歌や踊りはどうかというと、力は見せてくれます。舞台用の曲が多いので映画の流れを作るような曲があまりなく、勝手にやってくれと思うこともありました。曲が少なめなのも問題です。シェールが披露する2曲はさすがの貫禄です。とくに1曲目は不気味さも感じさせながら見せてくれます。それに対して2曲目は立ち退き問題を嘆く歌なのですが、シェールが出るミュージカル映画にそんなものを期待する人がいるとは思えません。それなのに問題は小娘が解決してしまいます。

キャラクター描写が薄いのはほぼ予想通り。アリ(クリスティーナ・アギレラ)をいじめるニッキ(クリステン・ベル)などもその直前までそうしたキャラクターに見えませんし、アラン・カミングは無駄遣いでした。ショーン(スタンリー・トゥッチ)とテス(シェール)に関係があったことを台詞で説明するに至っては失笑モノです。しかし最も謎のキャラクターはアリが転がり込むことになるバーテンダーのジャック(キャム・ギガンデット)でしょう。ニューヨークに恋人がいる(出てくるのは電話だけ)のにアリには手を出さないと言う設定です。これこそゲイだと思ったら違ったと言うパターンを使うところでしょう。というかこの怪しい顔を活かさないと面白くありません。

テーマ:☆試写会☆ - ジャンル:映画

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by: 日本インターネット映画大賞 * 2010/12/24 12:20 * URL [ 編集 ] | page top
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