『デビル』試写会。 二つの要素の組み合わせは『アイ・アム・ナンバー4』より悪い
2011 / 07 / 10 ( Sun )
デビル / Devil
2011/07/16公開 公式HP:http://devil-movie.jp/
デビル [Blu-ray]
Blu-ray: 2011/11/23発売

題名『デビル』、原題も『Devil』です。IMDbで調べてもこのタイトルの作品はあまりないようです。M・ナイト・シャマランが製作にまわり、脚本には参加していませんが原案ということなのでアイディアを出したということなのでしょう。「ザ・ナイト・クロニクルズ」と名付けて一応このスタイルで何本か作る予定のようですが、さてうまく行くでしょうか。

簡単にいうとエレベーターに閉じこめられた5人の男女があがく一種のシチュエーション・ホラーなのでしょうが、5人は殺し合いをしろと命じられたわけではありません。ただ電気が消えるたびに1人殺されます。さすがにラスト2人になったときには殺らないと殺されるという状況になるのですか、そうした心理戦を楽しむ映画ではありません。タイトルにあるようにこの中に悪魔がいます。悪魔に対抗できる人物がいて悪魔を倒そうとするのでしょうか?いや、5人を集めたのは悪魔です。ということは誰一人として勝てるわけがありません。それでも最後には軽いツイストが待っています。

このエレベーター内の様子は監視カメラで警備員が見ていますが、エレベーターからの声は警備員には聞こえなくなってしまっています。彼らがエレベーターに近づこうとするととうぜん排除されます。そこに別件の自殺事件を調べていた刑事が合流し、エレベーターで起こっていることは連続殺人だと判断して犯人探しをします。その過程で5人の素性が明らかになってゆきます。その怪しい素性こそが悪魔に召集された理由になっているわけです。

警備員や刑事だけで事件を捜査するようなアプローチをしても相手が悪魔なので適うわけがありませんので、オカルトに強い助っ人がほしいところです。じつは彼らの中に悪魔が現れるときのルールを知っている人がいます。これを担当するのが信心深いラテン系の人です。このへんはインド人シャマランだけでは考えにくい設定ではないでしょうか。脚本は『ハード キャンディ 』『30デイズ・ナイト』のブライアン・ネルソンです。

この映画の欠点はオカルト事象とふつうの捜査という組み合わせがあまり良くないのことです。たとえば『シックス・センス』などはその辺のバランスが上手でした。むしろ完全に分離させてまじめな刑事が、このエレベーター事件を後から調べてオカルト事象でしかありえないと気付くといった展開の方が良かったと思います。

出演俳優で顔を知っていたのは1人のみ、家に帰って調べてみるとテレビ・ドラマで活躍している人が多いようです。それだけに"こいつは最後まで残るだろうな"といった先入観なしに見ることができます。その一方で有名に俳優に雰囲気を似せた人もいるようでそういった楽しみも出来るでしょう。話が狭いところで展開することを意識したのかオープニングでは上空からのダイナミックなショット、音での脅かし方はありきたりに感じました。ナイト・ショー公開ということですが、上映時間も短いですし涼みに行くのにはいいかもしれません(ちなみにR指定どころか、PGでもありません)。

テーマ:☆試写会☆ - ジャンル:映画

17 : 30 : 00 | 試写会 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
<<Richard MarxからEmmy Rossumへの公開ラブ・コール? | ホーム | Emmy Rossum出演ドラマ『Shameless』に起用されたJames WolkはFionaのお相手>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://emfanjp.blog18.fc2.com/tb.php/808-e06b4b03
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |