『ランゴ』試写会。 『グリーン・ランタン』よりはるかに主人公が魅力的
2011 / 10 / 18 ( Tue )
ランゴ / Rango
2011/10/22公開 公式HP:http://www.rango.jp/
ランゴ おしゃべりカメレオンの不思議な冒険 ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]
Blu-ray:2012/04/13発売

ジョニー・デップがモーション・キャプチャーならぬエモーション・キャプチャーでカメレオンを演じるCGアニメーションです。一番の見所はこのデップの落ち着きのない演技、キャラクターとしても魅力的に仕上がっています。しかしほかのキャラクターはそこまで魅力的でなく、土ネズミになると気持ち悪く感じる人も多いはずです。

人間に飼われていた俳優気取りのカメレオンのランゴは水槽の中で何役も演じる一人遊びを日常にしていました。ところがドライブ中の車から水槽と一緒に砂漠に投げ出されたことによってまったく違う環境におかれます。そこから陥るアイデンティティ・クライシスがこの映画の柱です。道路の脇から少し離れた街へ、そこでヒーローと間違われるのは『サボテン・ブラザース』の系譜です。ピクサーにも『バグズ・ライフ』という似た映画があります。一応物語はランゴと砂漠の生き物たちの世界で展開しますが(西部劇のパロディなので酒場や役所があります)、人間界の話も出てきます。この小さな世界だけで完結させるか、大きな世界も持ち出すかの問題はあまりうまくいっていないと思うのですが、スピリット・オブ・ザ・ウェスト役の人も出てくるのでまあ悪くないと思います。

どこがどの西部劇のパロディかを気にしなくても楽しめると思うのですが、チェイス・シーンは少し長く感じてしまいました。「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ、とくに2、3作目のアクション・シーンでも感じたゴア・ヴァービンスキー監督の悪い癖なので次があったら気をつけてほしいと言っておきます。ジョニー・デップの動きが[この映画]だという話を置いておいても、挙動不審なヘンなおじさんに見えて、面白いのではないでしょうか。自分探しパートでランゴに助言を与えるのはスピリット・オブ・ザ・ウェストこと、あの人。このパートは型通りとはいえ彼の登場で説得力はあります。でも声を当てているのは本人ではないのは残念です。ほかの声の出演はアイラ・フィッシャーがコメディ演技を披露、アビゲイル・ブレスリンはマスコット役、ビル・ナイはもちろん強面という具合です。彼らはジョニー・デップほどには個性を出していないので、吹替えでも楽しめそうです。

アニメーションを作ったのはかのILM、前に述べたようにキャラやくどいシーンなどに不満はありますが、水やビンなど透明なものの描写が印象的でした。音楽はハンス・ジマー、いつもとは違って西部劇パロディで楽しめます。エンドロールはロス・ロボス。

テーマ:☆試写会☆ - ジャンル:映画

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ランゴ 【映画】
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[2011/11/15 07:11] as soon as
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