『リアル・スティール』試写会。 『ミッション:8ミニッツ』よりかなり甘いが楽しめる
2011 / 12 / 05 ( Mon )
リアル・スティール / Real Steel
2011/12/09公開 公式HP:http://disney-studio.jp/movies/realsteel/
リアル・スティール DVD+ブルーレイセット [Blu-ray]
Blu-ray:2012/05/16発売

ロボット版『ロッキー』、『チャンプ』という噂を聞いていた本作ですが、基本的には『ロッキー』、それをファミリーよりにしたという印象です。親子が操るロボットはATOMですし、その前に使ったロボットには漢字が書いてあり初期設定が日本語で命令するなど日本のロボット・アニメーションを意識している部分もあると思われます。それこそ日本には『鉄人28号』があり、『鉄腕アトム』の「史上最大のロボット」があったわけです。ほかにもリモコンでロボットを戦わせるアニメ/マンガがあったと記憶しています。ロボット格闘技のチャンピオンの操縦者が日系なのかは不明です。

ロボット格闘技の成り立ちは軽く説明されますが、主人公のチャーリー(ヒュー・ジャックマン)がボクサーからどのように転向したかについてはあまり説明されないので、本当は向いていなのにこれをやっているという感じがうまく出ていません。それでも最初の牛との対決でロボット格闘技の怖さは分かります。まずはダウンしてしまったときに、立ち上がらせようとリモコンを色々と動かす操縦者の姿がなんとももどかしいです。それを見ながら"やれやれ!"と騒ぐ観客、そして本当に壊れるまでやられてしまうロボット、これはいくら金があっても足りませんし、実際にチャーリーはむちゃな試合をして損をします。

やがて元妻が死んだので息子マックス(ダコタ・ゴヨ)がチャーリーと暮らすことになります。ここで面白いのがこの二人を取り巻く状況が本当の親子よりは擬似親子モノ(ひと夏を愛想の悪いおじさんと過ごさなくてはいけないが。次第に互いをよく知るようになって別れがたくなるというあのパターンです)に近いように感じます。そしてこの父子の関係をよくするのがゴミ捨て場でマックスが拾ってきたATOMです。このロボットは持っている人の動きを学習するシャドー機能を使っていて、技を覚えさせる場面がかわいらしく愛着が沸きます。こうしてATOMをかわいがる息子を見て、チャーリーも過去のロボットのパーツを加えることによって強化し、同時に父子の関係も良くなるあたりはなかなかいい流れです。こうした流れは「アイアンマン」のトントンカチカチ感覚に近いものがありますが、男子度はやや低めになっています。

最後に待っているのはチャンピオンとの対決です。この二体にじつは同じロボットから分けた部品を使っているなどの因縁があるとこの対決に意味を持たせることができたのですが、そういった点が掘り下げられないのはやや残念でした。ここの展開は最初に書いたとおり『ロッキー』なので盛り上がります、単になぞるだけでなくツイストがあるのはうまいと思いました。より肉体的な戦いになるので、ヒュー・ジャックマンが演じている意味も出てきますし、試合にものめり込めるはずです。中の人はいないようですが、シュガー・レイ・レナードの動きを取り入れています。

ATOMの機能を使ったマックス君のパフォーマンスなども楽しいですし、細かいところを考えなければファミリー映画としておすすめできます。ヒロインはエヴァンジェリン・リリー、正直言って今回も地味です。ほかに知っていた俳優はアンソニー・マッキーだけで、無名な人が多い不思議な映画でした。

テーマ:☆試写会☆ - ジャンル:映画

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