映画『Beautiful Creatures』(2013)初見の感想
2013 / 06 / 23 ( Sun )
映画『Beautiful Creatures』(2013)
『ビューティフルクリ―チャーズ 光と闇に選ばれし者』
予告を見ると16歳がどうのこうのと言っているので16歳でヒロインのレナがキャスター(ようするに魔女)として覚醒するのかと思ったら、すでに転校先の学校で力を発揮している。16歳になったらLightかDark(善か悪)のどちらかになる。おじのメイコン(ジェレミー・アイアンズ)は悪にならないように努力するが、悪になるとどんな不利益をもたらすのか?と思ってしまう。レナが悪になったら最強の悪になりそうなことは分かる。脚本と監督がリチャード・ラグラヴェネーズなのでこのへんのルール説明は『トワイライト』や『ハンガーゲーム』よりましだが、そのレベルの映画はいくらでもある。

そこにふつうの男の子イーサン(オールデン・エアエンライク)を出してロミオ&ジュリエット展開にもちこむ。いちおうメイコンがじゃまをするのだが、二人はしょっちゅう会っていちゃつくのでこの設定がうまく生かされていないように思う。キャスター図書館という存在は面白いのだが、呼んでいる間にBGMが流れて知識が入っているという例の展開だ。それによってこの一族の能力の源泉が南北戦争時の悲劇にあることが分かる。この先祖とレナを一人二役にしないのは謎だ。

そして映画はレナの16歳誕生日パーティーと地元の南北戦争コスプレ大会が同時に行われて一悶着が起こり、クライマックスへという展開は良い。特殊効果では雷のところが気になったが、ほかまあまあ。セットではメイコンの家の白い階段が微妙だ。

アリス・イングラートはファニー・エフィス、ディナーのときはキレイ。前から思っていたがイーサンにはもっと分かりやすいイケメンのほうが良かったと思う(直前の交代劇があっただけにそう感じる)。この手の映画のお楽しみとして「ハリー・ポッター」と同じく中堅/ベテラン俳優の存在がある。エマ・トンプソンは一人二役で楽しそう。ヴァイオラ・デイヴィスはまじめにやっている。問題はジェレミー・アイアンズで、手を抜いているとは言わないが力は入っていない。

エミー・ロッサムは衣装(と髪型)を色々と変えて楽しい。ディナーのとき吹っ飛ばされて、出番終わりかと思ったら違った。まあカット・シーンに出番多いのは気になる。キャスター・パーティーは切らないほうが良かった。それでも124分ある。

thenewno2 BC OST
わりとまっとうさなサウンドトラック・アルバム。監督がいうバーナード・ハーマン風の音に(スライドを含む)ギターが絡む様は面白い。前半では、ピアノで始まり各種ギターがそれをサポートする(3)Breaking The Iceやカオスチックな前半と静かな後半の対比が聴きものの(11)Family Dinnerが良い。thenewno2が自称するスワンプトロニカというほどにはドロドロしていないが(22)Ridley's Swamptronica(23)The Honey Hill Stompはねっとりしていてある程度オールド・ファンの期待にも答えていると思う。トニー・ヒックスのバンジョウで南部空気をかもし出すというより効果音的な使われ方。
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